荔枝新聞訊が、今どきめずらしいロマンチックな愛の告白について伝えている。
今、若者の間には様々なアプローチの方法が存在し、みな相手を喜ばせる為にどんなサプライズを仕掛けようか思いを巡らせているのではないだろうか。
河南省洛陽市の馬さんは、愛の告白に伝書鳩を選んだ。
しかし鳩は南京を通る際大雨に遭ってしまい、雨宿りをしているところを市民に発見された。
愛のキューピットをつとめる伝書鳩。とても可愛らしい。(出典:荔枝新聞訊)
7月2日の午後、南京に住む姚さんから警察に通報が入った。
彼の家に一羽の鳩が迷い込み2日経っても飛び立つようすがなく、餌をあげていると、姚さんは鳩の足に手紙らしきものが括り付けられていることに気づいたという。
手紙は警官によって確認され、なんとラブレターであることが分かった。
女性の名前と「君を愛している。」の文字が書いてある。(出典:荔枝新聞訊)
しかし飼い主の詳しい情報は分からず、他に手がかりはないか探していると、鳩の脚環にナンバーが書かれていることを発見した。その数字をもとに調べを進めたところ、伝書鳩は洛陽から来ており、飼い主は馬さんであることや、今年の洛陽伝書鳩チャンピオンレースで好成績を収めた鳩だということが分かった。しかしラブレターを届ける相手は誰かなど、いまだ不明な点は多い。
まさかラブレターだったとは。鳩を優しく扱う警官。(出典:荔枝新聞訊)
警察では、この「愛のキューピット」はおそらく南京で大雨に降られ疲れも溜まっていた為、民家に避難してきたと見ている。
警察が南京伝書鳩協会に連絡をしたところ、伝書鳩の体力が回復するのを待って、放すことを勧められた。
「愛のキューピット」は自分で目的地まで飛んでいき、きっと馬さんの愛を届けてくれるだろう。
(情報源:http://news.jstv.com/a/20170703/1499077326112.shtml)