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2017.05.23
障害者夫婦が二人三脚で重慶森林公園の山道を補修、通学路を含め歩きやすい道を開く!

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2017年5月19日、騰訊網によると、重慶市涪陵区の森林公園で障害者夫婦が自費で2本の山道の補修を完了した。

 

 

自費で山道の補修をしているのは張継文さん(76歳)と汪藍英さん(74歳)の夫婦。張さんは聴力障害者で耳が聞こえない上、王さんは視力障害者でぼんやりと人影が見える程度の視力しかない。「私が彼の耳がわりで、彼は私の目になっているの」と汪さんは明るく記者に答えた。

二人が重慶市涪陵区の森林公園山道の補修を始めたのは2012年からで、これまでにも多くの山道を補修してきた。

 

 

森林公園の頂上から裏山の村まで続く道は、草や枝で覆われ、泥だらけの道だが、子供たちの通学路でもあり、村民の生活に必要なライフラインとなる道だ。普段でも歩きづらいこの道は雨が降ると泥がぬかってさらに危ないので、張さんは最初にこの道の補修にとりかかった。泥みちの補修が終われば、子供たちが安心して歩ける道ができた。

 

次に取りかかったのは、坂道の補修だ。森林公園の水は良質で、周辺の村民の生活用水として人気が高い。この坂道は山から湧き出る泉の水をくみにいくためのルートで、毎日多くの村民が通っている。多い時では、坂道でも行列ができるほど人であふれる。ところが、坂道といっても人が通った跡を多数の足跡が上から踏んでできたもので、決して歩きやすい道ではない。張さんはこうした光景を見て、この坂道は危ないので、補修が必要だと感じた。ただ、坂道の補修はより複雑で手間がかかる。坂道の補修作業はたいていが階段づくりだ。材料となる石段や手すり用の木、ワイヤーなどが必要で、これらの材料は公園近くの廃材置き場より探して一つ一つ運んだ。補修が終わると、手すりのある階段ができて、水をくみにくる村民たちも安心して歩ける道になった。

 

「道」は人々を世界へと導くルートの一つであると言われることもあるが、音のない静かな暮らしにいきる張さんにとり、「道」が張さんの世界だ。「道」の存在は、執着であり、記録であり、信仰である。夫婦で歩いて来た道は、張さんが一つ一つ丁寧に地図に印をつけている。今では印をつけた赤い旗が地図上でいっぱいに広がっている。

 

(情報源:http://news.qq.com/a/20170519/010157.htm#p=1

 

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