在日香港人の春節事情

中国ではつい先週、旧正月の休みが明けました!

私は、今年、日本で例年とは一風変わった春節を過ごしてきました。

私は小さい頃からずっと海外に住んでおり、そもそも外国では旧正月の時に休日がないため、なかなか実家の香港に帰って過ごす機会があまりありませんでした。

 

そこで今回は香港に帰国した時にどんなことをやっていたのか、今年はどんな風に過ごしたのかを少しご紹介したいと思います。

 

今年は牛年(丑年)です。

 

正月初一・初二とは、旧正月の最初の2日間で、家族や友人の家を訪れ、挨拶回りが基本でした。人と会う時に必ず、「恭喜發財(広東語読み:ゴン・ヘイ・ファッ・チョイ)」(意味:今年もみんな儲かりますように!)、「身體健康(広東語読み:サン・タイ・ギン・ホーン)」(意味:健康でいられますように)などの春節挨拶の決まり文句をいくつかをお互いに言います。香港では年下かつ独身の人が「紅包」(お年玉)をもらい、結婚している人があげる場合が多いです。

 

数年前の旧正月に家族がマージャンをしている様子

 

うちの家族の定番の旧正月アクティビティはマージャンをやることです。ちょっとお金を賭けて遊ぶので、学生時代の時にお正月のお年玉以外にお小遣いを稼ぐという感覚でもありました(笑)。そして祖母の家で家族みんなで食事するのは、初二のお昼という決まったタイミングです。なぜかというと、新しい年を開くことを意味する「開年」という概念は初一ではなく、初二の方だと伝統的に認識されているからです。

この時は食べきれないくらいの量の料理を準備して、みんなで楽しく会話しながら食べていました。

 

数年前の初二の日に祖母の家に食べた「開年飯」

 

今年家で自炊した「開年飯」

 

しかし香港にいない時、家族や友人との旧正月のあいさつはいつもビデオチャットでやる場合が多いです。今年も同じようなことをするんだなと思いながら、コロナのせいか、大人数でできるチャットアプリが流行りになって、普段あまり会えなかった人も会えて、以前とは全然違い、新鮮な気持ちでした。香港だけでなく、カナダやオーストラリアに住んでいる家族もいるので、みんなの時差を合わせて、一日で何回も長時間のビデオチャットをしていました。

 

さらに、今年2月13日初二の日、日本時間23時過ぎに香港とイギリスの家族や友人とチャットを始まったばかりの際、ちょうど東京は震度4の地震に襲われ、なぜか地震を実況しながら旧正月の挨拶をしており、とんでもない一年の始まりとなってしまいました。

 

今年の旧正月はあまり外出せず、淡々と過ごしましたが、直接に家族や友人と会える日を楽しみにしています。(フライメディア/ジャッキー)

 

株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービス、ライブ配信サービスをご提供している会社です。
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