中国の夏休み映画市場 国産アニメの成長と、「個」を求める傾向が顕著に

中国の今年の夏季映画市場(6月1日から8月31日)は、ヒット作が相次いだことで興行収入と観客動員数が昨年の夏季を上回ったほか、新たな特徴が見られた。 ■前半は低調、後半に巻き返し 興行収入は119億6600万元(1元=約 …

おらが村のサッカーイベント「村超」、世界に羽ばたく大きな門出

中国ではサッカー、卓球、バドミントン、バスケットボール、バレーボールなどが人気スポーツだが、中でもサッカーの人気は根強い。中国のサッカーは八百長問題やなかなかワールドカップに行けないナショナルチームなど、幾度もサポーター …

四川の山奥にひっそりと残る、世にも珍しい「一妻多夫」の村

中国の歴史ドラマの世界では、皇帝や皇族、さらには官吏や土地の有力者などあらゆる男性が正妻の他に側室や妾などを持つことが当たり前になっている。いわゆる「一夫多妻」の世の中だが、中国ではその風習は近代化の波とともに消えていき …

日本でもヒットの香港映画の世界を再現した、原寸大展示イベント

2024年に香港で公開され、日本でも今年1月の封切りから半月ほどで興行収入1億円を超えるヒットを記録した香港のアクション映画「九龍城寨之囲城(トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦)のセットを再現した展示イベントが、 …

シルクロードの中継地、敦煌が誇るオアシス観光地の鳴沙山・月牙泉風景区

甘粛省の敦煌は古くからシルクロードの中継点として大いに栄えてきた、砂漠のオアシス都市だ。その敦煌に「月牙泉」と呼ばれる湖がある。湖はその名の通り三日月のような形で、水は青く済んでいる。その姿は無味乾燥な広大な砂漠の中に咲 …

「世界一危険な空港」の香港・啓徳エリア、一大アミューズメントパークに

■香港にあった「世界一危険な空港」 かつて香港には「世界一危険」と呼ばれる国際空港があった。香港が英国から中国に返還された翌年の1998年7月5日まで運用されていた香港国際空港、通称・啓徳(カイタック)空港だ。1920年 …

清明節の旅行、若者中心に「県域旅行」がトレンドに

4月4日は中国のお彼岸に相当する「清明節」で、4〜6日が3連休になった。本来はお墓参りをして祖先を偲ぶ日であるが、春の行楽シーズン真っ只中ということもあり、連休を利用して旅行する人も多い。特に今年は3月31日〜4月3日ま …

DeepSeek創始者の梁文鋒氏、世界の富豪ランキングに初めて名を連ねる

今年の春節(旧正月)直前だった1月末に彗星のごとく登場し、中国国内ののみならず世界に「低コストながら高性能な大規模AIモデル」の成功例を示してセンセーションを巻き起こしたDeepSeek。その創始者である梁文鋒氏が、この …

お客様の声をカタチに?ハイアールの「ズボラ向け洗濯機」

上海市で3月20日、中国家電および消費電子博覧会(AWE2025)が開幕した。中国の家電大手ハイアールのスマートホーム部門は傘下の5ブランドを携えて各種の魅力的な製品を展示した。中でも事前から注目を集めていたハイアールの …

人手がかからず環境にも優しい!レーザー除草ロボット開発

春はさまざまな草花が新芽を出す季節。枯れていた草むらにも青々として若葉が姿を見せ始める。そしてこれからの季節は雑草がどんどん生えてきて、草むしりに追われることになる。手作業で抜くのはくたびれるし、薬をまくのは環境への影響 …

自分の頭皮状況に合わせて20分でサッパリ! AI洗髪店が人気に

2025年の大阪万博が4月に開幕する。大阪で万博が開かれるのは1970年以来55年ぶり2度めとなる。1回目の万博では日本の家電メーカーが「人間洗濯機」を出品して大きな注目を集めた。それから半世紀以上が過ぎた今、中国では人 …

電線の氷雪を自動で賢く取り除くロボット、中国から世界へ

■大きなリスクを生む、電線の着氷・着雪3月に入って春めいた日も出てきた一方で、緯度の高い地域ではまだまだ厳しい寒さが続いている。寒い時期は水たまりや濡れた路面などさまざまなものが凍結するが、市民のライフラインの一つである …