今年の流行語大賞に「爆買い」が選ばれましたね。中国でも、中国人の「日本製品大量買い＝爆買い」が日本で話題になっていることが大きく報道されていて、中国語でも同じく「爆买（バオ マイ）※「买」は「買」という意味」と書きます。

新宿や銀座のデパートやドラッグストア、家電量販店に立ち寄ると、いつも多くの中国人観光客で店内が賑わっていて、これが爆買い現象かと、ついつい何を買ったのか観察してしまいます。報道でよく話題になるのは、温水洗浄便座器や炊飯器などですが、たしかに売れ筋のようです。その他、買い物の付き添いをしていて、人気があるなと感じたのは、日本のメーカーの「化粧品」、ドラッグストアの各種「パック」、「パナソニックのドライヤー」、「保温瓶」、「抹茶キットカット」、「鼻炎や風邪などの薬品類」でした。しかも、自分のものよりも、友人や上司に頼まれた品物を山のようにたくさん購入しているのです。日本に行くと言うといろんな人からお土産や代理購入を頼まれるのだとか。私が買い物に付き添った中国人はそのお土産を入れるためにスーツケースも購入していましたよ・・・大変ですね・・・。

中国では、淘宝などのネットショップで日本の商品が購入できるので、どうしてわざわざ日本で買って帰るのかと聞くと、ネットショップは偽物を売っていることが多く、信用できないのだそうです。日本のお店で買った方が安心できるから、大量に買って帰るのですね。

その他にも、これまでは買い物といえば、近場の香港だったそうですが、香港人が中国人観光客に対して反発していて、香港に行きたくなくなったという理由も挙がっていました。

爆買いはいつまで続くのでしょうね？