数年前のロケで、上海近辺の水郷古鎮を巡ってきました。昔から水利に恵まれたため、運河を走る小さい町や村は水郷古鎮と呼ばれており、伝統的な生活様式が味わえます。
【朱家角】
上海市青浦区にある朱家角は市の中心地から西へ凡そ50Kmに位置し、日帰りでも充分楽しめる水郷古鎮です。今からおよそ1700年前に作られた町は、運河沿いに白壁と黒瓦の建物が軒を連ねています。街の中でたくさんおいしい食べ物がありますが、そのうち、手作り、豚肉入りの醤油味のチマキはとってもおいしいですので、是非食べてみてください。
【周荘】
蘇州の南東約40Kmに位置し、江南を代表する水郷の一つです。その歴史は古く北宋時代までに遡り、明清時代になると水上物流の要衝として大きく発展を遂げました。町を象徴する双橋などの古橋や沈庁を始め、旧市街に立ち並ぶ民家のおおくはその頃に造られたもので、水郷古鎮の風情あふれる街並みを今に伝えています。
【烏鎮】
上海と杭州の間にある水郷古鎮です。川沿いに浮かぶ水上楼閣や古い建物が連ねる路地には、今も昔の風情が漂っています。
街の中、「草木本色染坊(染め工房)」や「叙昌醤園(味噌と醤油の製造販売店)」など昔の店もそのまま残し、現在でも、実物の道具や工程などを紹介しながら、商品を販売しています。