5月に入り雨の日が多くなった台湾。梅雨前線が停滞し、毎日のように雨の日が続いている。春頃には雨量が少なくダムへの貯水量が心配されていたが、現在はそのような心配も無くなったようだ。実は今年の台湾で水不足より心配なのが電気不足だ、毎日のように台湾のいずれかの街で停電が起き、桃園の各エリアではなんと5日に8回もの停電が起きている。このままエアコンが必要な夏が来るのが非常に心配だ。
ゴールデンウィークも無事終了し、日本人旅行客のピークも過ぎ去ったように思える今週、旅行客の数は若干減ってはいるものの、人気の観光スポットは平日にも関わらず賑わっているようだ。今回のブログは日本をはじめ多くの観光客で賑わう街、永康街(ヨンカンジエ)の名店をご紹介しよう。
緑の壁に赤い春聯が映える入り口
永康街のかなり奥にあるこちらの店、観光客で賑わうエリアからは少々離れた所にあるが、入ったとたんに一気に惹き込まれる魅力的な店なのだ。
可愛らしい黄色い小鳥がお出迎え
店の名前は「不言美器」(ブユェンメイチー)、器のブランド「自慢堂」(ズーマンタン)の磁器を幅広く扱う店だ。
鮮やかなブルーの壁がとても綺麗だ
台湾には陶器の名産地 鶯歌(イングー)があるが、磁器に関してはほぼ中国からの輸入に頼っている、この店では品質にこだわった中国製の磁器を非常に多く扱っている。
まるで芸術品のような磁器の数々
それぞれにランクづけされており、高級なものからリーズナブルなものまで、品数の多さもこの店の自慢だ。
赤や黄色、それぞれのテーマカラーの分類が美しい
まるで博物館の展示物のような商品の数々
自慢堂の磁器は二度の高熱焼成にこだわり、1330度で焼いた器に釉薬で絵付けしたのち再度高温で焼き、釉薬をなじませる。作品ひとつひとつの図柄が職人の手によって丁寧に描かれているのがわかる。
店内には自慢の台湾茶も取り扱う、お土産にぜひお勧めだ
お茶を楽しむコーナーも設置してある
不言美器は6月に引っ越しを予定しているとのこと、詳しい情報は公式HPをチェックしてみよう!
【店舗情報】
不言美器 – 茶器 茶葉 茶禮盒
台北市大安區麗水街7巷5號
https://www.facebook.com/bymc.tpe
株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービス、ライブ配信サービスをご提供している会社です。
本日御紹介した「本格磁器を買うならココ!台北にある穴場の名店をレポ」関連についてもっと知りたい方、写真の使用をご希望の方は、是非お問い合わせください。