FLY MEDIA BLOG

FLY MEDIA BLOG

2015.12.15
中国人男性、成都-パリのユーラシア横断ヒッチハイク旅に成功

ユーラシア大陸横断の旅と言えば、沢木耕太郎氏の『深夜特急』でしょうか。タレントの有吉弘行さんもかつて「猿岩石」としてヒッチハイクの旅をしましたね。中国でもこのほど、30歳の男性が中国の成都からフランス・パリまで約4万キロのヒッチハイクを成功させました

 

パリ旅01

パキスタンで警察官と記念撮影する李振さん(出典:新京報)

 

この偉業を成し遂げたのは、李振さん。李さんは今年6月、仕事を辞めてヒッチハイクでパリを目指す一大決心をしました。そしてありったけの預金を引き出して、7月13日に成都を出発しました。ヒッチハイクの旅は決して楽なものではなかったようで、道路でいくら待っても全く車が停まってくれない日もあったとか。新疆では地表温度70℃の中で5時間近く待つという経験をしたそうです。

 

パリ旅02

中国青海省でヒッチハイク(出典:新京報)

 

中国を抜けて入ったパキスタン国内では、タリバンの活動地域を通過。ヒッチハイクは禁止され、チャーターした自動車に乗り、イランに入国するまで警察車両と警察官の護衛を受けることに。そしてイランでは、両替ができず資金が底をつくピンチに遭遇。この危機を救ってくれたのは、たまたま中国語ができた英国人の銀行マネジャーでした。

 

パリ旅03

パキスタンではこんなヒッチハイクも……(出典:新京報)

 

その後イランからトルコに入った李さんは心身ともに疲労困憊で、リタイヤも考えたようです。しかし再び気力を振り絞って前進を続け、9月初めにはついにヨーロッパへ。ギリシャ、イタリア、バチカンを経由して10月21日に目的地のパリに到着し、実に105日に及ぶ旅に終止符が打たれました。

 

パリ旅05

エッフェル塔をバックに。ずいぶんスリムになっています

(出典:新京報)

 

ユーラシア横断ヒッチハイクの旅を見事成し遂げた李さん、当初はふくよかでしたがパリ到着時には体重が50キロ程度にまで落ちたとのこと。「他人、とくに女性にヒッチハイクの旅はおすすめしない。自分もできる限りやらない」と語っています。

 

参考:http://www.chinanews.com/sh/2015/12-12/7668028.shtml

totop TOPへ

東京本社 Tokyo Headquarters
〒170-0013
東京都豊島区東池袋2-44-2 庄司ビル2F
TEL: 03-5843-3063 / MAIL: desk@flymedia.co.jp

中国法人 China Corporation
FLY MEDIA CHINA(優視飛翔(北京)文化伝播有限会社)
〒100026
北京市朝陽区姚家園路105号3号楼4階501室6
URL: https://www.flymedia-china.com/

© FLY MEDIA Co.,Ltd. All Rights Reserved.