2017年6月3日、騰訊網によると、海南省海口市で特産品の果物・ライチの品評会が行われ、優勝したライチには「ライチ王」の称号が送られた。
海南島で行われたライチの品評会(出典:中国新聞網)
ライチは南国を代表するフルーツの1つで、爽やかな甘みと香りが特徴的。中国では海南省や雲南省などで盛んに生産されているが、日本では九州南部でわずかに栽培されているのみ。飲食店で見かけるライチは大概、輸入された冷凍ものだ。
丹精込めて育てた自慢のライチが並ぶ(出典:中国新聞網)
冷凍物のライチは皮が茶色くなっているが、新鮮なライチの果実は皮が赤い。3日に行われた品評会に出品されたライチの皮も真っ赤。その皮を割ると出てくるのは、乳白色の果実とほとばしる果汁だ。楊貴妃が愛したという上品な味は、美容効果もあるとかないとか。
タマゴよりも大きい、ビッグなライチ(出典:中国新聞網)
品評会には現地の農家16人が参加し、自慢の作物の見た目や品質を競い合った。厳しい審査の結果「ライチ王」の称号を獲得したのは、15年の栽培経験を持つという王さんのライチだ。このライチは「紫娘喜」という品種で、とにかく粒が大きい。1粒がニワトリの卵よりも大きく、その重さは100グラムほどとのことである。称号を獲得した王さんは「初めて参加して称号を獲得できて嬉しい。もっと心を込めてもっといいライチを育てたい」と喜びを語っている。
(情報源:http://news.qq.com/a/20170603/033017.htm#p=1)
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