11月7日、北京市で18441人が参加した「広場舞(広場ダンス)」でギネス世界記録に挑戦、2007年ギネス記録17200人(アメリカ•アトランタ)を破り、世界最大規模のダンスとして認定されました。
「広場舞(広場ダンス)」と聞くと、日本人にはあまりなじみがないかもしれません。ダンスと言っていますが、実はダンスというよりは、健康体操のようなもので、公共の場所に集まって集団で踊ることを指しています。
さて、ギネス世界記録に挑戦した当日はあいにくのお天気。雨風が強く、気温は3度〜6度という悪天候の中、ビニールで雨をしのぐ姿や、靴下にビニールをかぶせ靴をはく姿もみられ、さすがのおばさまたちも悪戦苦闘でした。
しかし、司会者が何度となく参加者を励まし、ギネス認定公式認定員の見守る中、きれいにそろったポーズに満足げな表情を浮かべるおばさまたちは雨風にも負けずに無事、広場ダンスを踊りきり、ギネス世界記録の認定を受けました。
ギネス世界記録に認定されたこの日の選曲は「広場舞(広場ダンス)」曲で最も人気のある流行曲「小蘋果(小さいリンゴ)」です。リンゴに合わせての赤のユニフォームでしょうか?
この「広場舞(広場ダンス)」、そもそも楽しみながら健康づくりをするダンスということで広がっているのですが、踊り方もさまざまで、使用する音楽も自由です。このため、朝晩、周囲に響く大音量の音楽が時として近隣住民との騒音トラブルに発展するケースもあるようで、社会問題になりつつあるようです。とはいってもこのギネス世界記録認定を受けたことで、その人気に更に滑車がかかることでしょう!