2017年4月14日、網易によると、1912年に北大西洋で沈没した客船タイタニック号の復刻船建造プロジェクトが、四川省遂寧市で進んでいる。
同市大英県の河畔で建造が進む「タイタニック号」の復元船は1:1スケール、つまり原寸大だ。長さ269.06メートル、幅28.19メートル、喫水(船体の一番下から水面までの高さ)10.54メートルという大きさで、内部にはパーティーホール、劇場、豪華な一等客室、展望台、プールが設置されるなど、本物のタイタニック号が持っていたゴージャスさをそのまま再現する。
この建造プロジェクトは、2014年5月に同県が国際文化観光・レジャー地域を開発するうえでの目玉として始動したもの。リアルさを追求するため、映画『タイタニック』制作チームや世界のハイテク企業と提携し、細かい部分まで当時の状況をそのまま再現するという。現地では、復刻船を中心に「タイタニック村」を作る計画だ。
建造を請け負った業者によると、当時のデザインを守りつつ現在の消防基準など様々な基準をクリアしなければならない点、海のない四川省の山あいで大型船を建造しなければならない点、本物そっくりに作ると同時に現代的なアトラクション要素も取り入れなければならない点など、プロジェクトには種々の困難が存在するようだ。
復刻版タイタニック号は今年10月に完成して引き渡しが行われる予定。残念ながら大海原を航海することはできないようだが、完成すれば国内外から多くの観光客がやって来ることだろう。
(情報源:http://news.163.com/17/0414/07/CHVF6DB200018AOR.html)
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