2017年3月31日、騰訊網によると、広西チワン族自治区の富禄ミャオ族郷で同30日に民族の伝統的なイベントである「花炮祭り」が開かれ、上半身裸になった男たちが「花炮」と呼ばれる鉄の輪を奪いあった。

「花炮祭り」は今年で133回目を数えるという歴史あるイベントで、同自治区や貴州省から数万人の少数民族の同胞が集まり、パレードのほか様々な催し物が開かれる。その1つに「搶花炮」という、非常に盛り上がる伝統的なゲームがあるのだ。

ルールは、火薬で打ち上げられた「花炮」と呼ばれる飾り付きの鉄の輪を、各村の代表者である男たちが奪いあうというもの。「花炮」を所定のゴールに持ち込み、審判員に手渡せば勝利となる。このルールから、「東洋のラグビー」と呼ばれることもあるとか。「花炮」は3つあり、1つ目は吉祥を、2つ目は作物を育てるうえで順調な天候を、3つ目は五穀豊穣をそれぞれ意味するという。これらの「花炮」を最終的にゲットした人の住む村には、幸せが訪れるのである。

村の1年間の幸福がかかっているとあってか、男たちはみな上半身裸になりやる気満々。現場には何重もの人だかりができ、彼らの奮闘ぶりを一斉にスマートフォンのカメラに収めていた。

参考元：http://news.qq.com/a/20170331/009596.htm#p=1

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