11月14日、中国新聞網によると、広東省深セン市のとある村で13日に3万2000人が参加する大宴会が開催された。大宴会は、世界の「黄さん」が一堂に集い先祖を祭るものだ。
中国では、同じ苗字を持つ人が集う「宗親会」なる組織が存在する。王さん、林さん、孔さん……などそれぞれの苗字の「宗親会」があり、定期的に「宗親総会」が開かれる。日本でいえば、「佐藤会」、「田中会」といった感じだ。
13日に同市で催されたのは「世界黄氏宗親総会第12期第3回懇親大会」。当日会場には、現地の「黄さん」はもちろんのこと、海外からやって来た「黄さん」、そして出稼ぎに来ている「黄さん」など、ありとあらゆる「黄さん」が集合。広い会場に無数に並べられたテーブルには豪華な料理が並び、中国のめでたい席には欠かせない「龍獅」と呼ばれる長いドラゴンによるドラゴンダンスが披露され、会場は大いに盛り上がった。
大宴会に参加したメンバーによると、この日用意されたテーブルの数は3200卓、参加人数は実に3万2000人。コンサートやスポーツの試合ならともかく、宴会で3万人が集まるというスケールの大きさは、さすが中国である。「黄」姓は中国でトップ10に入るほど多い苗字で、とくに南部に多いとのこと。末裔たちの大宴会に、ご先祖様もさぞお喜びのことだろう。
参考元:http://www.chinanews.com/tp/hd2011/2016/11-14/693509.shtml
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