10月17日、中国3大ポータルサイト・騰訊のニュースチャンネル「騰訊新聞」は、湖北省襄陽市にある、教師2人、生徒3人の小さな学校・郭裕村小学校を紹介した。
生徒数がわずか3人の小学校(出典:騰訊図片)
新学期が始まってすでに1ヵ月が過ぎたが、2棟ある校舎の校内はひどく静かである。なぜならば、郭裕村小学校は、教師2人、生徒3人のみだからだ。8歳の趙海洋(ジャオ・ハイヤン)は、10キロメートル離れた村から来ており、家庭環境が悪い。「もし家の生活水準が高ければ、3人ともここでは学んでいない」と教師は言う。
生徒数が少なくとも、熱心に授業をする教師(出典:騰訊図片)
郭裕村小学校は、山の中にあり、谷の町までは35キロメートルある。学校の敷地面積は広大で、施設も整っており、校舎も2棟ある。1998年には、生徒数も280名おり、教師も16名いた。その後、徐々に減少していき、今は残すところ、教師2名、生徒3名となってしまった。
伸び盛りの生徒たち(出典:騰訊図片)
生徒数は少なくなったが、教師陣は気楽になったわけではない。授業以外の時も、1対1で補習を行っている。今年上半期、6年生は3人おり、その成績は、全鎮でもトップを争うほどだった。
王校長は、「郭裕村小学校は、人数は少なくなっているが、生徒がいる限りは、学校を維持していく」と力強く語る。
3人はいつも仲良し(出典:騰訊図片)
参考元:http://news.qq.com/a/20161018/020481.htm#p=1
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