暑い夏がやってくると、日本でも冷たいドリンクや食べ物が人気で、新商品なども話題になるが、ここ中国の夏で、よく見かける必須アイテムはなんといっても「キュウリ」。「中国人はキュウリ好き?」と思わせるほど、街中で見かける野菜だ。
街の店頭にはとれたて?の新鮮なキュウリが並ぶ
汗ダクダクの暑い日に冷たい飲み物を一気飲みして、一瞬の満足感を味わうよりも、体の熱をしっかり冷ますキュウリの方が体に優しい?と、夏の観光地での売店をはじめ、街中で「丸ごとキュウリ」を販売している屋台をよく目にする。キュウリは学校遠足や社員旅行のおやつとして旅のおともとしても定番アイテムなのだ。
キャリアウーマン風の女性がバッグからキュウリ1本を取り出し、ボリボリ食べる姿が見られるのも上海ならでは?かも。そのギャップも微笑ましく、思わず暑さを忘れそうだ。キュウリを食べるのがまさに中国の夏の風物詩になっている。
みずみずしいキュウリは主成分が水分なので、猛暑に水分補給もできると、実はあの長蛇の列マナーで話題となった上海万博でも大活躍した?というよりか持ち込んで食べていた人が多く海外メディアでも話題となった。確かに持ち運びも手軽で、どこでも、いつでも食べることができるし、シェアもできる?すぐれ野菜。夏には手放せないアイテムかも。
ただ、やはり歴史が育んできた「飲食文化」があるので、食べ過ぎると冷え症の人には良くないとか、食べ合わせの悪い野菜などもあるので、「しっかり基礎知識を入れてからキュウリを食べよう」と親切にネットでも食べ方指南が紹介されていた。
外出時だけではなく家庭でも定番!
こんな優れもののキュウリだが、実は「世界で一番栄養のない野菜」としてギネス認定されている残念な野菜だというからビックリ!そんなキュウリもところかわり、用途が変われば、栄養などなくても大人気。中国の知恵がつまり、中国人に愛されるキュウリ。夏の外出にマイキュウリ1本をもち、街並を散策など、ちょっと変わったキュウリ体験はいかが?
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