2016年5月9日、騰訊網によると、山東省聊城市内にある屋外駐車場で、「尋ね犬」のチラシがいっぱいに貼りつけられた白いBMW車が停まっているのが見つかり、周囲の目を引いた。
雨の中、市街中心部の駐車場に停車している白いBMW車は、上から下まで「尋ね犬」のチラシで埋め尽くされていた。この車の持ち主が飼っていた犬が迷子になっているようで、チラシには今月3日午後から行方不明になったこと、白い体に大きな耳などといった特徴や写真が掲載されていた。
それだけでも十分目を引くのだが、さらに注目を集めたのが、謝礼の金額。見つけた人には1万元(20万円)を進呈するというのだ。しかも「有力な手掛かりを提供してくれた人」にも支払うというから、飼い主がいかに心を傷めて、愛犬探しに必死になっているかが伺える。
中国では経済成長とともに、都会を中心とした核家族化の進行に伴い、市民のペット熱が高まっている。ペットたちはもはや家族の一員として大切に扱われており、ペットへの依存も強まっている。ペットが死んだり、失踪したりすれば、飼い主の心理的なショックは計り知れないのだ。
この情報を知ったネットユーザーからは、その謝礼金の多さについて「1カ月仕事に行かなくても、ペットを探さなければ」といったコメントが寄せられている。
参考:http://news.qq.com/a/20160509/049270.htm#p=1
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