中国でも犬などのペットを散歩させている光景はよく見かけますが、湖北省武漢市では先日、クジャクを連れて街を闊歩する女性が目撃されてネット上で物議を醸しました。
武漢の繁華街で、クジャクを手に乗せて闊歩する女性 (出典:騰訊網)
現地のネットユーザーによると、先週友人と同市街の歩行者天国をぶらついていたところ人だかりができていたのを見つけたとのこと。人をかきわけ覗いてみると、手にクジャクをつないで歩いている女性が。話を聞くと、「この子はペットよ」と答えたそうです。
クジャクと一緒にベンチでポーズ? (出典:騰訊訊)
この情報が流れたネット上では、一部ユーザーから「クジャクは野生動物だからペットとして飼うのは違法では?」との声が飛び出しました。また、「こんな大きな孔雀を人の密集する歩行者天国で散歩させるなんて。城管(都市管理員)は黙っているのか?」との意見も。一方で、クジャクは決して数が少ないわけではないからペットにするのも個人の自由、という擁護派もいたようです。
男性も一緒に散歩していたようです (出典:騰訊網)
ネット上での議論に対し、同市林業局の関係者は「クジャクにはマクジャクとインドクジャクがあり、マクジャクは国の一級保護動物であり個人飼育が禁止されている。画像を見たところ、女性が連れているのはインドクジャクのよう。林業局の飼育繁殖許可証を持っているのであれば合法だ」との見解を示しました。
合法か違法かはさておき、繁華街をクジャクが歩いていたらちょっとビックリしますよね。それ以上に気になるのは、クジャクの絢爛な羽も霞むほど派手な色彩の出で立ちの女性。何かのパフォーマンスだったのでしょうか。
参考:http://news.qq.com/a/20160423/029264.htm#p=3
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