FLY MEDIA BLOG

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2016.03.23
南京の田んぼに出現した巨大アート「龍袍」!その芸術的クオリティがすごい!と評判。

菜の花が咲き、春の訪れを感じる南京市(江蘇省)六合区に、巨大な田んぼアートが出現。その空撮写真がネットで紹介されると、空から見えるその美しさと高い再現力に、ネット民もびっくり。瞬く間にその情景が拡散され、今一番注目を集めている田んぼアートとなりました。

 

 

上海でも過去、ディズニー開園を祝うミッキーマウスの田んぼアートが話題になりましたし、中国各地でも田んぼアートを手がけているところは少なくないそうですが、この南京の田んぼアートは絵のデザインがとてもおめでたく、縁起の良い作品として人気を集めています。田んぼアートのテーマは「龍袍」と「双龍戯珠」。「龍袍」は皇族や皇帝の官服としての衣装で、沢山の吉祥文様が描かれています。デザインを忠実に再現し、シーズンの菜の花を見事に使って、壮大なアートを完成させています。その存在感あふれる金色の輝きに賞賛の声があがっていますが、製作した地元農民の方は、「龍袍にしたのは特別な理由はなく地名が龍袍鎮だから、それにちなんで」と周囲の熱い注目に比べ、やや淡白な?説明。そうはいっても三ヶ月かけて製作した超大作は圧巻です。

 

もう一つの図案である「双龍戯珠」の迫力も圧巻です。二頭の龍が「宝珠」に戯れる様子が生き生きと描かれ、今にも動き出しそうな躍動感あふれる作品になっています。この図案もまた吉兆を表すものです。この「双龍戯珠」は鑑賞用だけではなく、巨大迷路としても楽しめるそうです。

 

今でこそ珍しくなくなった田んぼアートですが、「田んぼ」という大自然のキャンパスに描かれる絵のクオリティが年々高くなり、その芸術性の深さに驚かされます。そして、その素晴らしい作品を製作しているのが地元農民だという素朴さがまた田んぼアートの魅力をさらに引き立てているのかもしれませんね。

 

 

中国はこれから清明節(4月)の3連休を迎えます。地元では、春の行楽地としてアピールするため、田んぼアートのメンテナンスにも気合いが入ります。

 

参考:http://news.qq.com/a/20160321/058293.htm#p=6

 

※株式会社フライメディアは、中華圏と日本をつなぐ会社です。

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