居住空間を備えた自動車といえばキャンピングカーが思い浮かびますが、中国・山東省東営市墾利県では家を丸ごと車に乗っけてしまった「別荘カー」が出現しました。
現地の自動車修理工場に出現した木造の「別荘」は、同市の男性が10万元(約190万円)あまりを投じて、古い自動車を改造したものだとか。
面積は約40平方メートル、寝室、客間、ダイニング、化粧室の4部屋に分かれていて、テレビ、エアコン、ガスコンロ、ダブルベッド、ソファ、洗濯機が完備。木製の立派なバスタブまであります。まさに「別荘」の名にふさわしい充実ぶりで、普通に長期間暮らせそうですね。
この「別荘カー」があれば、家の中に居ながらにしてみんなで「外出」や旅行ができるとのことですが、気になる点も。このクルマ、果たして公道を走行できるのでしょうか……。