到底食べきれなさそうな食べ物を一定時間内にペロリと平らげてしまうフードファイター。日本では男性のみならず、ギャル曽根さんをはじめとする女性もテレビで活躍していますね。中国でも「大食い王」と称される人物が様々なチャレンジを繰り広げて、その驚異的な胃袋を披露しているようです。
ガラス張りの吊り橋でゆで卵の大食いに挑む潘さん(出典:中新網)
中国の「大食い王」と呼ばれている潘一中さんが昨年12月30日、湖南省平江県の石牛寨で昨年9月に開通したばかりの総ガラス張り吊り橋で、30分間にどれだけのゆで卵を食べられるかにチャレンジしました。潘さんは怒涛のごとく卵を口の中に放り込み続け、時間内に36個を完食。他の挑戦者を震えあがらせたとのことです。
大量の卵を前に、戦闘態勢に入る潘さん(出典:中新網)
潘さんがライバルや観衆を驚かせたのは、それだけではありません。卵をたくさん食べるだけでは物足りないと感じたのか、皿に入った生きたミールワーム(ゴミムシダマシという昆虫の幼虫。鳥のエサとして用いられる)を卵にまぶして食べ始めたのです。結局、潘さんは卵ととともにワームたちも1皿分ぺろりと「踊り食い」してしまいました。
生きた虫を卵にまぶして……(出典:中新網)
潘さんは遼寧省出身の53歳。これまでに15分でビーフン40杯を食べるなど様々な大食い記録を樹立してきました。2006年に湖南省で開かれた大食い大会では、15分間にちまき36個を食べましたが日本の岩田ミユキさんに2個差で敗北。2007年には日本のテレビ番組でギャル曽根さんと共演も果たしています。
食われまいと潘さんの顔を這う虫たち(出典:中新網)
大食いにゲテモノ食いの合わせ技。中国の「大食い王」も侮れませんね。
参考:http://news.163.com/15/1230/14/BC3EROJ6000146BE.html