2018年10月29日、台湾メディアETtodayによると、トンネル内で「水のカーテン」が見られることで知られる、花蓮県の太魯閣国家公園にある白楊歩道で1年間に及ぶ修復工事が終了し、先日公開が始まった。
山地にある白楊歩道は全長2.1キロの遊歩道の中に8つものトンネルが存在する。往復約2時間の道のりでは、滝や苔むす渓流、トンネル、峡谷などが織りなす美しい景色を楽しむことができる。そして、1.8キロ地点にある5つめのトンネルには、トンネル内で真っ白な滝が垂直に落ちる「水濂洞」という絶景が待っている。
(台湾・花蓮にある白楊歩道の「水濂洞」 出典:ETtoday)
「水濂洞」は、トンネルを掘る際に上部から地下水が湧きだし、掘ったことで岩盤が崩れて水がトンネル内に滝のように勢いよく流れ込むようになったという。マイナスイオンをたっぷり帯びた細かいミストが飛散することなどから、この水のカーテンは「天然のSPA」とも呼ばれている。
(ライトアップも施されて、実に神秘的だ 出典:newtalk)
白楊歩道は昨年より一時閉鎖して歩道の整備工事が行われ、今年2月に再び開放された。また「水濂洞」が台風の影響を受けて地盤が崩れ、立ち入りできない状態が続いていた。先日「水濂洞」の修復工事が完了し、観光客は再び洞窟内の神秘的な水のカーテンを間近で鑑賞することができるようになった。
(情報源:https://travel.ettoday.net/article/1292183.htm)
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