2017年10月17日の「新浪図片」サイトによると、人気のフェイスキニ新作冬バージョンがまるで生化学部隊のようだと、ネットで評判だ。
写真は、10月15日に、「青島の張おばさん」こと「フェイスキニの発明者」、張式範さんが発表した第七世代フェイスキニ。毛糸をかぎ針で編んだもので、帽子のひさしもあって、口の周りには黒い「ひげ」。一見、タコのようにも見える。
青島の「浮山」山頂での新作発表(出典:「新浪図片」)
張さんのフェイスキニは、2005年に第一世代を世に出してから、年々評判を呼び、人気が高まって、最近では年平均4万着の売れ行きだ。今年の冬バージョンの毛糸かぎ編みものは、一つ70人民元前後(約1200日本円)の定価だ。
「肌を守ることは常に大事。寒い季節には人のほお骨の脂肪は薄くなり、からだが冷え込んで病気になりがち。そこで思いついたのが今回の防寒・冬バージョンです」。
口周りの黒ひげが特徴だ(出典:華爾街財経網)
フェイスキニとは、つまりフェイスビキニという意味で、もともとは腕や足などを覆う水着とセットで生まれたもの。青島の海辺で水泳用品のお店を開いていた張さんがクラゲ刺され防止のために思いついた。
張さんは、地元の衣料工場で働いたことがあり、デザインの経験を持つ。お店にあった潜水服や潜水帽をヒントに開発した。
当初は絵柄もなく、地味な色で、ただ穴の開いたマスクだったが、お客の要望に応えて、デザインを進化させ、京劇や動物柄、スパイダーマン、孫悟空など様々な絵柄が生まれ、今ではクラゲがいなくても日焼け対策として購入する女性も多い人気商品になっている。
高級感あふれる斬新なデザイン(出典:「新浪図片」)
張さんは、デザインだけでなく、フィット感と通気性のある素材にもこだわり、一つ一つの製品の品質管理にも気を配っている。
今では、青島のビーチだけでなく、地方でもビーチ沿いのスポーツ用品店であれば、フェイスキニを購入できるほか、オンラインストアも利用可能である。
世界に向けて発信されるファッションとして、注目が集まっている。
(情報元:http://slide.news.sina.com.cn/slide_1_86523_210568.html/d/4#p=1
http://www.soobbs.com/a/20171016/583720.html)
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