2017年4月26日、騰訊網によると、湖北省黄岡市には1980年代生まれの男性が巨額の資金を投じて作った「田舎のディズニーランド」がある。
故郷に遊園地を作った余さん(出典:騰訊網)
同市英山県楊柳鎮に2016年5月、広さ20ヘクタールの子ども向けバイオパークがオープンした。作ったのは80年代生まれの余星さんで、これまでに7000万元近くを投資している。
自然豊かな敷地に広がる夢の国(出典:騰訊網)
余さんがパークの建設を思い付いたのは、働いていた会社で沿海地域の視察を行っていた時のこと。自身も小さな娘の父親である余さんは「比較的発展した沿海地域には子どもたちの夢を育む遊園地があるのに、自分の故郷にはちゃんとした遊園地が一つもない」と考え、同郷者から出資を募ってパークの建設プロジェクトを立ち上げたのだ。
子どもたちが思う存分楽しめるアトラクション(出典:騰訊網)
現在パーク内にはメリーゴーラウンド、カート場、海賊船、ロープを使って壁を降りるアトラクションなどがある。収支はトントンだが、知名度が低いためにさまざまなPR方法を考えており、その一環としてカートレースの大会も開催した。さらに、クジャクなどの動物も配置し、クジャクの羽を使ったアクセサリーなども販売している。従業員は70人あまりで、その一部は近くからやって来た農民たちだ。余さんは新しく作ったアトラクションのチェック、スタッフの研修や交流などで大忙しだ。
子どもだけでなく、大人も楽しそうだ(出典:騰訊網)
「実際、都会からやってきたらここには目新しい物はないと思う。でも、ここの子たちにとってはこれまで見たことのない者なのです」と語る余さん。単なる遊園地にとどまらず、田植えや魚取り、収穫、火おこし、炊飯などの農業関連プロジェクトも逐次実施していく予定とのことだ。
(情報源:http://hb.qq.com/a/20170426/005951.htm#p=1)
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