2017年4月15日、「中新網」によると、観光地としても有名な雲南省のシーサパンナ(西双版納)タイ族自治州にある景洪市(けいこうし)の水かけ広場で数万人が参加する「水かけ祭り」が盛大に行われた。
噴水の中にいるような豪快な盛り上がりを見せる(出典:中新網)
水かけ祭りは、タイ族の新年を祝う伝統的な行事の一つで、毎年4月に行われる。今年もタイ族暦1379年の新年を祝い、水をかけあうことで、新年の無病息災を祈願した。すでに毎年恒例となっている水掛け祭りには市民をはじめ、観光客も参加し、子どもから大人まで一緒に水かけ祭りを楽しんだ。
シーサパンナ・タイ族自治州での水かけ祭りは毎年その規模が大きくなり、年々盛り上がりを見せて、今年は数万人が参加している。
大人も堂々と「水遊び?」が楽しめる祭り(出典:中新網)
水かけ祭りと言うと、聞こえは良いが、実際はバケツや洗面器などでだれかれ構わずにバシャバシャと水をかけるので、その場にいるみんなが例外なくずぶぬれになる。周りを囲む見物客や歩行者にも容赦なく水をかけてくるので、祭りの日に初めてシーサパンナ・タイ族自治州を訪れる観光客は呆気にとられる。わけがわからないうちに水がかかって、服もびしょびしょになるが、この時ばかりは無礼講になるので、楽しんだもの勝ちだ。
水かけ祭りがどれだけの盛り上がりを見せるかというと、あまりにも水を使いすぎて、水の供給が追いつかず、祭りのあとは断水になることもあるほどだとか。
ちなみに、シーサパンナ・タイ族自治州は、雲南省最南端にあり、一年中暑く、水かけ祭りが行われる4月は最高気温が30度以上にもあがり、水をかけられても気持ちよい真夏日となっている。
(情報源:http://www.chinanews.com/tp/hd2011/2017/04-16/733023.shtml#nextpage)
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