3月6日、中国のニュースチャンネル「騰訊新聞」によると、5日、米国で開催された「アーノルド・クラシック・アマチュア選手権大会2017」で、中国人ボディビルダーの牟叢(モウ・ツォン)選手が、女子ボディ・フィットネス部門167㎝級、及び同部門の総合優勝に輝いた。同大会で女性ボディビルダーが優勝することは、中国では初となる。
中国初の快挙を成し遂げた牟さん
「アーノルド・クラシック・アマチュア選手権大会」は、世界最高峰と名高い「ミスター・オリンピア」に次ぐ国際的ボディビル大会で、映画俳優でボディビルダーのアーノルド・シュワルツェネッガー氏が主催する。
中国人ボディビル選手では、2015年、禚中華(ジュオ・ジョンフア)選手と銭吉成(チエン・ジーチョン)選手が、同大会の男子アマチュア70kg級と75kg級でそれぞれ優勝しているが、女性ボディビルダーとしては、今回の牟さんの優勝は初であり、国際ボディビル連盟(IFBB)のプロカードを取得するという快挙も成し遂げた。
美しい筋肉ライン!
中国では、長い間、色白でスマートな体型が美の象徴となっている。牟さんのように、小麦色の肌で筋肉質のがっちりした体型の女性は多くないが、今回の優勝で、美とは一律なものではなく、さまざまな美の形があってもいいということが証明されたといえる。「これは私だけの舞台ではない。来年からはもっと多くの中国人選手がこの舞台で輝けると思う」と牟さんは述べる。
これまでにない新しい美の形
牟さんは、かつて3年間混合格闘技(MMA)を練習しており、中国武術の一種である黒虎拳やシュアイジャオ、フリースパーリングなどの経験もある。ボディビルは10年間続けており、大会当日は、ビキニを着用し、美しい筋肉と完璧なボディライン、小麦色に焼けた肌で満ち溢れた美の自信を審査員に見せつけた。
長年の夢をかなえた牟さんは、優勝トロフィーにキスをする写真をSNSにアップし、「人生にリハーサルなんてない。夢があれば、夢を追うことができ、夢をかなえることができてこそ生きている意味がある」と喜びをつづった。
トロフィーに喜びのキス
参考元:http://news.qq.com/a/20170306/035426.htm#p=1
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