今回ご紹介をするのは香港島側のクリスマス模様。
まずは、例年多くのファミリーなどで大賑わいする中環(セントラル)のランドマーク。
ランドマークは高級ブティックばかりが入店するショッピングモールで普段はセレブな客が出入りをする事で有名な場所であるが、クリスマス時期ばかりはまるで遊園地のような大掛かりなデコレーションがお披露目されてる事で知られている。そしてランドマークのクリスマスの派手さは香港随一であり、ここのクリスマスを楽しみにする市民も多い。
今年のテーマは「MRS CLAUS BAKERY AT LANDMARK」。ミセス・クロースのベーカリー。そこには巨大なジンジャークッキーやクッキーで作られた家がおかれ、白い粉砂糖が雪のようにかけられている。天井からは巨大な人形やトナカイとそりが吊るされており、電動で動いている。
また子供たちが楽しめるアトラクションも幾つか設置されていたりクリスマス限定のポップアップショップや写真スポットまで用意されており、その様子はまるでクリスマス限定のおもちゃ箱のようである。
お次は湾仔の利東街。約200メートル程のショッピングストリートは例年素敵なデコレーションが施され、こちらも人気のスポッとして知られている。数年前はロンドンのクリスマスデコレーションで有名なストリートとコラボレーションを行い、同じクリスマスデコレーションを香港で見る事ができた。
そんな利東街の今年のテーマはなんと、ディスコ。敷地内の中央には巨大なミラーボールが掲げられ、七色のスポットライトが当たると煌めく光を放っており、その様子はまるで1970年代にタイムスリップをしたかのようである。
そしてオフィス街の金鐘にある巨大ショッピングモール、パシフィックプレイスではChristma On Pardadeが行われている 。トナカイやサンタクロースの仲間が音楽を奏でたりパレードを先導しながら、クリスマスを賑やかに祝おうという模様が、ショッピングモールの至るところに再現されているのである。
クリスマスまで後1ヶ月、現在まさに準備中の場所も多く、香港の街はますます賑やかに煌びやかにデコレーションされていくであろう。そして香港のクリスマスは少し長めであり、例年1月2日までその光景を見る事ができる。少しお得なクリスマス気分を味わえるのである。
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