活気を取り戻してきた台湾の夜市の様子をレポート

感染者数が徐々に落ち着いてきた台湾、BA.5は8月頃に流行するだろうとの見方があり、現在は梅雨の中休みならぬ、「感染の中休み」といったような状況が続いている。

これを機に外出する人々も増え始めており、街の様々なスポットがまた活気を取り戻しているようだ。

 

今回は徐々に賑やかになってきた台北の夜市の様子をレポートしよう。

 

海外観光客からも人気のあった寧夏夜市の様子

 

コロナ前は多くの観光客で歩くのも大変なほど賑わった寧夏夜市、コロナ前程とは言えないが、現在は地元の台湾人たちで大いに賑わっているようだ。

新しい屋台も並び、各店舗で行列を作っているのが見られる。

 

かき氷などの冷たいスイーツを売る店はどこも満席に

 

日本と同じく台湾でもここ一週間、40度を超える都市が出てきている。天気予報では「巨大で透明な蒸し器の蓋が台湾全体に蓋をしている」と表現されたほど、ムシムシとした暑さが続いている。テレビやネットでは10時〜2時までは熱中症の恐れが出るのでなるべく外出しないようにと呼びかけている。

 

このような暑さもあり、現在台湾の多くのかき氷店、アイス店が大盛況となっているのだ。コロナの蔓延ピーク時には店内飲食が禁止される事もあり、テイクアウトやデリバリーができなかったかき氷店は大きな打撃を受けていた。今年のこの異常な暑さが、収入大幅減となった店舗に少しでも潤いを与えているようだ。

 

子供達も夜市のゲームに夢中

 

しかしながら、コロナ前を彷彿させる状況を見れるのは土日や金曜日であり、平日にはやはりどこの夜市も客足が伸び悩んでいるようだ。

 

人気の饒河夜市も平日にはガラリと空いてしまっている

 

「週末のみ混み合う」というパターンが定着してしまっており、店を土日にのみ出しているという屋台も少なくはない、また、客側も「平日に行くと開いてない店が多い」と考える人が多く、悪循環が生じてしまっているようだ。

 

目立つ空洞状態

 

一見撤退してしまったように見えるが、これらの店は「平日に屋台を出しても意味がない」と休んでしまっているだけだ。ほとんどの店が月々の場所代分を稼ぐのが精一杯で、まだまだ厳しい現状が続いているようだ。

 

一刻も早いコロナの終息を願ってやまない。

 

 

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