早いもので6月も終盤戦、もうすぐ今年の半分が終わる。本日は、来る7月という言葉をキーワードに、街の様子をお伝えしてみたい。

 

7月は香港にとっては今年後半の始まる月、という意味だけではない。

まず現在のキャリー・ラム行政長官が6月で任期を終え、7月1日からは新行政長官が着任する事になっている。

 

また7月1日といえば、1997年の香港返還から25周年を迎える日である。この25周年を前に、街中では祝賀用の旗を掲げたり、ディスプレイを行っている場所もいくつか目につき始めた。

 

こちらの写真は新界エリアのベットタウン、沙田公園で目にした25周年を祝う可愛らしいレゴで作られたディスプレイと城門河沿いに掲げられた赤いランタンの様子。

 

香港街の様子

動物たちと25という数字が建てられたケーキはレゴで作られているようだ

 

香港街の様子

突如として現れた赤いランタン

 

香港街の様子

近くで見てみると25周年を祝うものだとわかる

 

また7月2日、香港西九龍地区に「香港故宮文化博物館」がオープンし一般公開が始まる。

北京の故宮博物院から多くの展示物が貸し出され、中国本土以外への貸し出しとしては今までにない規模となる事が伝えられている。

初期段階はオンライン予約者のみ入館可能となる為、訪れる事ができた際はまたこちらでもご紹介をしていきたい。

 

そして最後になるが、香港島を走る2階建てのトラムが7月11日より運賃値上げとなる。

現在は大人一律で一人2.6香港ドルであるが、改定後は3ドルに引き上げられることとなる。

 

香港島を東西に走る2階建てのトラム

 

香港街の様子

現在はどこからどこまで乗っても一律2.6ドル

 

それでも3ドルといえばまだまだ安い値段と言える。昔ながらの風情と歴史的な交通機関がより長く存続するためには必要な改定と言えるであろう。

 

 

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