すっかり気温が下がりいよいよ冬の本番となってきた台北。新たな変異株オミクロンのニュースに緊張感を持つ人も多いが、連日市中感染ゼロが続き、街は活気に溢れているようだ。台湾人は旧暦を元に生活しており、日本でいう年末の雰囲気とはまた違うが、クリスマスを前に所々で華やかなイルミネーションやオブジェが見られるようになった。
今回は台北で最も開発が進んでいるといっても過言ではないエリア、信義(シンイー)エリアのクリスマスの様子をレポートしよう。
信義区には101をはじめ、コロナ前には海外からの観光客で賑わっていたスポットが多く存在する。外国人観光客がいない分、多少寂しい雰囲気にはなってしまったが、コロナも落ち着き街がイルミネーションで彩られる事で多くの地元の人々で賑わっているようだ。
コロナが蔓延していた当初は誰もいない通りが「人通りが少なくなったエリアの代表」としてニュースなどで紹介されていた。
毎年恒例の新光三越信義店のクリスマスツリー
今年の三越はコロナによる営業不振の影響もあり、少しシンプルな作りのように見えるが、一定時間になるとクリスマスの音楽が流れ、光のショーが始まり大勢の人々で賑わう。
デパートが並ぶ通りはとても華やかな雰囲気
毎日様々なストリートミュージシャンがこの通りでパフォーマンスをしているが、今の時期はクリスマスソングを歌う人が多く、雰囲気づくりに一役買っている。
年間通してきらびやかなイルミネーションのアトレ
日本から進出したアトレも、通常のイルミネーションに加え店舗前に並んだ木々のイルミネーションがクリスマスの雰囲気を演出してくれているようだ。
椰子の木プラス電球は南国ならでは
まるで腹巻のような幹の部分のみのイルミネーションには少し馴染みが薄いが、これも南国ならではなのではと思う。
101前の広場のイルミネーションも綺麗だ
LOVEのオブジェとイルミネーションの組み合わせは毎年人気だ。
毎年恒例の各種ブランドとのコラボツリー
101のデパートには世界を代表するブランドショップが多数入っており、コロナの不景気を忘れさせるような豪華な演出を見せてくれている。
コロナも2年となり、大変な日々が続くが、クリスマスの雰囲気に酔いしれ楽しんでいる台湾人を多く見かけた。この平和な雰囲気がいつまでも続く事を願ってやまない。
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