日本大好き台湾人大集合! 日本人顔負けのコスチュームと歌唱力で“王冠”を狙う歌番組が2019年に国興衛視(GoldSunTV 台湾の日本専門チャンネル)で放映開始される。
(日本の雰囲気満載 出典:Mirror Media)
新番組の名前は「国興日本歌唱王」。2018年11月20日に記者会見が行われ、ずば抜けた歌唱力、美声、お茶目なキャラクターで日本でもおなじみ林育群(リン・ユーチュン)、日本のホリプロインターナショナルの谷田部行庸取締役(ゲスト審査員)らが出席した。
11月22日、鏡週刊、明潮サイトなどが伝えた。
司会を担当するのは、台湾に留学しYouTubeでも人気の日本人タレントSayuri(小百合=はまぐり さゆり)と日本の元テコンドー選手、台湾で活躍する俳優兼モデルのmondo(夢多=大谷主水)だ。
(左から小百合、リン、瀬上、谷田部、夢多 出典:Mirror Mdia)
カラオケマシンを見ながら、日本語で日本の歌を歌って競うもので、毎回チャンピオン「歌唱王」が決まり、挑戦者に勝って「歌唱王」の座をキープすると賞金がもらえる。10回勝ち抜くとなんと賞金5万元が。
カラオケ屋でマイクを握り、または歌のサークルで、または公園で歌っていた美声の英雄・好漢を埋没させないために?!と始まった番組。性別問わず、年齢無制限。ジャンルは、演歌、ポップス、アニメなど自由に選んでOK。
mondoさんは当初、参加者が少ないのではと心配していたが、すでに300人以上、8歳から80歳までの日本好きが申し込んでおり、空前の盛況だ。
(小百合と夢多のコンビ 出典:愛女生サイト)
参加者は思い思いの気持ちの入れようで、アニメソングを歌う人はコスチュームをそろえ、声まで絶妙に似せている。アイドル部門ではAKB48のように歌いながらダンスを披露。
演歌を歌う人は扇子を持って、演歌独特の身のこなし。
審査員の林育群さんは「演歌部門、最強! モンスターだ」と感嘆。
審査委員長の瀬上剛さんは「リハーサルでは恥ずかしがっていた人も本番ではあっとおどろく歌声!」「本当に台湾人? 絶対日本人じゃないですね?」と確かめるほど。
mondoとsayuriは台湾で活躍してきたが、歌番組の司会は初めてだ。
番組は全て日本語を使って進行するのでまるで日本に帰った気持ちがする。
(楽しく日本踊り!! 出典:明潮サイト)
mondoさんは「僕も台湾の人に中国語の発音を笑われ続けて30年近く経ちましたが、この番組の司会を通じて、やはり外国の言葉を習得するのは簡単ではないと思いました。日本語を一生懸命話す人に感動しました」と語った。
sayuriさんは「日本人にとって台湾にこういう番組ができることはすごい。話題になると思う」と語った。mondoさんは台湾と日本の架け橋になることはもちろん「敲響金鐘」(台湾のTVゴールド賞を取ること)も願っているという。
http://www.mingweekly.com/entertainment/entertainmentnews/content-16164.html
https://igirl.turnnewsapp.com/varietytheatre/jp/285300)
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