香港の離島「坪洲」でリモートロケを行いました!

皆さんは香港の離島に行ったことはありますか? 

香港といえば、やはり高層ビルのイメージが強いと思いますが、実は大自然もいっぱいあるのです。

まだ自由に海外旅行に行けないので、現地の人は人混みを避けるため、国内の郊外エリアに行くことがトレンドになっています。その一つは、最近注目されている坪洲(ペンチャウ)という離島です。

先日、弊社は日本の旅番組を協力させていただく機会があり、知られざる香港の一面を日本の皆さんにご紹介しました。

ロケ当日は、オンラインコミュニケーションツールを使って、日本と現地を繋ぎました。ディレクターが現場の様子、カメラの構図や角度などを随時確認し、指示をしながら、ロケが順調に進みました。

 

中環(セントラル)にある坪洲へのフェリー乗り場入口

 

坪洲は金融中心地の中環(セントラル)からフェリーで約30~40分ほどで行くことが出来ます。

普段、公共交通機関の撮影許可はなかなか降りないことが多いですが、今回は特別に許可をいただきました。一般市民も一緒にフェリーに乗るので、このフェリー便は撮影があるというお知らせを当日入口付近で、フェリー会社が貼っていました。そのため、交渉の上、指定された時間にしか撮影ができないので、事前にしっかりとスケジュールを確認しました。

 

坪洲に着いたら、まず目に見えるのはずらりと並んでいる自転車です。島内は自動車が走っておらず、自転車が基本の移動手段です。高層ビルはひとつもなく、まるで昔のような香港の風景です。

 

 

坪洲フェリーターミナル外の自転車

 

街中に入ってみると、歴史感が溢れる場所が多くありました。今回は1975年から経営されており、磁器に絵付け体験ができる磁器工房を取材しました。現在、この体験ワークショップは1日2回行われており、好きな柄を選んで、ハンコで磁器に押し、好きな色を付けることができ、自分で唯一無二のデザインをした磁器が作れます。香港ではあまり体験できないアクティビティなので最近現地でかなり人気となっています。

 

坪洲磁器工房「超記瓷器」

 

磁器に絵付け体験

 

また、1930年代に建てられた革工場だった場所は、2011年に「秘密の花園」として生まれ変わりました。様々な破棄された物を再利用し、独創的でカラフルなアート作品が敷地内で展示されています。そのような作品は年々増えており、写真スポットとして話題となっています。

 

坪洲牛皮廠 秘密花園

 

そして、島内はファミリートレイルという家族で楽しめるハイキングコースがあります。トレイルに沿って徒歩20~30分ほどで島の一番高いところ、標高 96メートルの手指山(フィンガーヒル)の山頂に到着します。そこから島の俯瞰や海の向こう側の愉景湾(ディスカバリーベイ)が一望でき、夕陽を見る場所としても魅力的なスポットです。

 

手指山山頂の景色

 

海外旅行に行ける日はまだまだこの先ですが、渡航できるようになりましたら、まだ体験したことがないような香港の坪洲に行ってみてはいかがでしょうか?(フライメディア・ジャッキー)

 

株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービス、ライブ配信サービスをご提供している会社です。
本日御紹介した「香港の離島「坪洲」でリモートロケを行いました!」関連についてもっと知りたい方、写真の使用をご希望の方は、是非お問い合わせください。

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