この仕事を始めて気づいた沖縄と中国・台湾の共通点

先日、弊社スタッフが「日本で暮らしてみて感じた中国との違い」をブログで書いており、とても面白い内容だなと思いました。

ですが、私はこの仕事を始めて気づいたのですが、私の生まれ故郷・沖縄と中国・台湾には共通点が多いと感じることがあります。

今回は、沖縄の文化の目線から、中国との共通点を紹介したいと思います。

 

 

◆お盆やお墓参りには、沖縄はあの世のお金「うちかび」を燃やす

 

沖縄では本土と違い、旧暦で行事を行います。そこも中国と同じところなのですが、沖縄ではお墓参りやお盆の際には、先祖様にあの世で使えるお金「うちかび」を燃やします。いわゆる仕送りですね。

 

 実家にあったあの世へ送る「うちかび」

 

私は、上海のスタッフと共にYouTubeを作っており、中国のお墓参りの動画を見てびっくりしました。なんと、中国でもお墓参りには、同じ用途で黄紙を燃やすんだそうです。

中国では更に、元宝を燃やすとか。

 

更に更にびっくり仰天したことが、台湾にも同じような文化があるんだとか!

世界は繋がっているのだと実感しました。

今年はコロナの影響で中国ではお墓参りも制限された

 

余談ですが・・・沖縄では清明祭(シーミー)の際にお墓参りをしたあと、お墓の前で宴会を行います。これも中国で行われているとか。

 

◆沖縄の方言で「私」は「ワー」

 

沖縄の方言は「うちなーぐち」と言われています。私世代ではあまり使わなくなってきました(というか、わからない人が多い)。

うちなーぐちで私のことは「ワー」と言います。

台湾語では、同じく「ワー」と同じ発音!

中国語では「我(ウォ)」と言い、発音もとても近い気がします。

 

沖縄はかつて琉球王国があり、その時は中国・台湾などと盛んに貿易をしており、公用語は中国語だったそうです。

 

 

◆沖縄人はイラブー(うみへび)料理が好き

 

 

高級料理のイラブー汁 滋養強壮の効果があると言われる

 

私の祖母はとてもイラブー(うみへび)が好きです。高級食材に値するので、私は一昨年帰省した際に、初めて食しました。食感が独特でしたが、イラブーの出汁がすごく身体に良さそうな味がしました。

滋養強壮の効果があると言われており、食べた次の日、祖母は元気そうにしてましたが、私はなぜか熱発してしまいました…笑

 

蛇は中国でもよく食べられているそうです。実は私はまだ中国で蛇を食べたことがありませんが、弊社スタッフも大好きという方もいます。私もいつかチャレンジしてみようと思ってます!

 

 

こちらで紹介したものはあくまで、私が仕事をしていて、感じたことです。

まだまだ他にたくさん似ているところがきっとあると思うので、また今度紹介したいと思います。(フライメディア・トウバル)

 

 

株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービス、ライブ配信サービスをご提供している会社です。
本日御紹介した「この仕事を始めて気づいた沖縄と中国・台湾の共通点」関連についてもっと知りたい方、写真の使用をご希望の方は、是非お問い合わせください。

このブログを共有する:

最新投稿

香港精神の象徴:赤いミニバス

2024年12月の香港ロケで訪れた「ミニバス看板資料館」に関して背景を紹介させていただきます。    ●運営方式 1980年代における香港の赤いミニバスの運営方式は、非常にユニークでした。 運行ルート、運行時間、運行便数

「香港」はロケしやすい!!

2024年は、日本のテレビ番組のロケ香港を4、5回訪れる機会がありました。そのたびに、香港という土地が持つ魅力に感心し、撮影のたびに新しい発見をしてきました。今回はその経験を元に、香港での撮影がどれほど素晴らしいか、そし

春の味覚「刀魚」

  上海の春に、咲き誇る白玉蘭とともに訪れるのは「刀魚」(Coilia nasus/チョウセンエツ)です。 歴史的には漢の時代の『漢書』と明朝李時珍の『本草綱目』にも「刀魚」が記されています。毎年3月からの2ヶ月の間に、

Copyright 株式会社フライメディア 2024  

Tel: 03-5843-3063 〒170-0013 東京都豊島区東池袋2-44-2庄司ビル2F

  Inspiro Theme by WPZOOM

jaJA