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2024.04.01
2024年春、アジア最大のアップルショップが上海にオープン!早速行ってみた

 

アップルといえば、言わずと知れたIT界の巨匠。iPhoneやMacは世界的にユーザーが存在している。また熱心な「アップル信者」がいることでも有名。そんなアップルが中国上海にこのたび大型旗艦店を開設した。

 

この旗艦店、なんとアジア最大規模を誇るとあり、オープン前より上海では大きな話題となり盛り上がりを見せていた。

 

 

このアップルショップがある場所は上海南京西路・静安寺。

 

上海で最も有名なお寺と言っても過言ではない静安寺だが、その付近は商業ビルやオフィスビルが建ち並ぶ、上海・浦西で最も都会的でラグジュアリーな雰囲気を漂わせているエリアである。実は人ごみが苦手な筆者であるが、いちはやく旬なスポットをご紹介すべく、オープン2日後のアップルショップへ足を運んでみた。

 

アップルショップのオープンは3月21日。夜の7時に開店した。開店時、アップルのCEOであるクック氏も駆けつけたとあり、メディアや市民も押し寄せ辺りは大騒ぎになったという。中にはオープン前日20日の午前より列に並んでいた人もいたとか。その数4,000人にも及んだという。オープンの記念品の配布もあり、現場の盛り上がりは加熱模様。計画通りの時間にショップは正式オープンした。

 

ショップは外観の設計から独特。「静安寺広場」と呼ばれる、半地下の円形の広場に位置している。ここは静安寺と南京西路を挟んで対面に位置するという、絶好のロケーション。1990年末にオープンし、元は衣料品や雑貨を売る店が集積し賑わいを見せるも、その後周囲の開発が進み商業施設が新規で開店し経営不振となった。2016年の地下鉄新線14号線の静安寺の新規乗り入れを契機に広場を閉鎖し、長らくテナントは埋まっていなかった。こうして2024年、満を持してここにアップルショップが入居したわけである。

 

早速ショップに向かう。ショップオープンの話題でここ数日もちきりだったため、入場制限をしていないか心配であったが、この日は直接入ることができた。

内部は円形をし、2階建てで、メインのフロアは下層階になる。天井、壁、家具は木で統一され、階段は白の国産花崗岩を用い全体的に色味が軽いこと、更に天井に大きな円形灯りがあることで地下にあることで感じる圧迫感が打ち消されている。

 

天井にあるのは灯り取りの窓?と当初思ったが、自動で光量を調整する電灯であった。

 

今回オープンしたショップは世界各地のアップルショップのように、設計デザインにこだわったシンプルでスタイリッシュな内装。最新製品が展示され、購入ができ修理等アフターサービスも受けられる。

アップル製品の使用法についての講座をするブースも設けられている。

このショップの大きな特徴はビジネスルームが設けられていることで、ここでは各種企業向けの研修や会議に用いることができるそう(個人利用者には非公開)。

 

ひとしきり見て外に出る。ショップが地下にあるため、地上への階段を上がることになるのだが、ここは人が座れる広場になっている。筆者も座ってひとやすみ。

コーヒースタンドもあり、これから本格的になる春の陽気も楽しむことが出来るだろう。アクセスも非常に良好で、静安寺の駅の15番出口に直結。待ち合わせにも便利だ。アジア最大規模のアップルショップは静安寺で今一番ホットなスポットになっている。

 

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