山東省滕州の劉海濱さんは1980年代に生まれた若者で、単身赴任のため、奥さんを実家に残し、一人暮らしをしています。2014年10月に息子が生まれましたが、過去9ヶ月の間に息子と会った回数はわずか3回でした。子供の成長を見逃してしまうことに対し、残念な気持ちでいっぱいでした。そこで、劉さんは子供にいい思い出を残してあげたいと思い、特別なプレゼントを作りました。
それは世界最長とも言えるシーソーです。劉さんは2台の同じようなシーソーを作り、それぞれのシーソーの真ん中にウェブカメラ付きのスクリーンを設置しました、このスクリーンにはお互いの顔が映ります。そして、一台は実家の山東省滕州に置き、一台は1180キロ離れている赴任地であるアモイに置きました。この2台のシーソーは同時に操作ができ、違う場所にいても一緒にシーソーに乗っているような体験ができます。昇降の指令を発することで、一方のシーソーの一端が下がると、もう一方の地域にあるシーソーの一端が上がるという仕組みです。父親の愛から生まれた新たなシーソー、感動的な発明品ですね。
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