中国・北京市の観光名所・頤和園内にある大きな湖・昆明湖は、冬になると氷が張ってスケート場として開放されます。先週末には数千人の市民が訪れ、スケートを楽しんだとのことです。
昆明湖上に設けられたスケート場は面積70万平方メートルと、北京市では最大規模。週末に当たった9日には、入場券売り場にチケットを求める市民による長蛇の列が出来ました。晴れてチケットを手にした市民たちは椅子型のそりやスケート靴を装着し、歴史的な建築物がそびえる頤和園周辺の景色を眺めながら、氷の上を滑る感触を楽しんでいたとのことです。
もともと冬の風物詩として親しまれてきた頤和園のスケート場ですが、昨年8月に2022年の冬季五輪開催地に北京が選ばれ、ウインタースポーツに対する市民の関心がより高まっていることで、今シーズンは例年以上の盛況ぶりをみせているようです。
寒い日には朝晩の気温が氷点下10度に達し、日中も0度を超えないことがある北京ですが、この週末は日中の最高気温が0度以上となり天気も良好。スモッグの影響も比較的小さく、お出かけ日和だったみたいですね。
参考:http://news.qq.com/a/20160110/007844.htm#p=1