人類最速を超えた? 北京「ロボット五輪」で見えた、すごさと違和感――8.64秒の熱狂、その裏で壊れるロボット

2026年8月、北京の国家スピードスケート館などで開催された「第2回世界人型ロボット運動会」、通称「ロボット五輪」が世界中で大きな話題をさらった。世界16カ国から666チーム、実に2000台を超える人型ロボットが集結し、 …

中国生成AIドラマの申し子、「方桃子」の光と影

中国の映像業界において、AI技術を活用した短編ドラマが凄まじい勢いで普及している。当初はAI作品に対して批判的だった視聴者の間でも、みるみるうちに高まるクオリティの前に認めざるを得なくなってしまうほどだ。こうしたトレンドの中で、現在最も注目を集めているのが、ショート動画プラットフォーム「抖音(ドウイン)」で累計再生回数2億5000万回を超えるヒットを記録したAI短編ドラマ『解雇された少女』の主人公を演じた、方桃子(ファンタオズ)だ。

高速落下ロケットをネットで正確にキャッチ! 中国の新技術で新たな宇宙市場競争へ

■2026年7月10日の打ち上げ 2026年7月10日、中国海南省の海南商業航天発射場から「長征10号乙」が打ち上げられ、その1段ロケットを制御下で回収することに成功した。中国では初めてとなる制御下回収で、回収方式は「海 …

北京の公園にミニ四駆の隠しコース? 3年気づかれなかった「遊び心」

中国北京市の温榆河(おんゆが)公園に、ミニ四駆のコースとしてそのまま使えそうな構造物があることが話題になっている。「使えそうな」という表現は正しくないかもしれない。なぜなら、景観デザイナーが職権を利用して大好きなミニ四駆 …

実在する? 中国の「ナゲット・マン」にまつわる都市伝説

殺伐とした現代社会において、我々の空腹と心を同時に満たしてくれるヒーローは、意外にも身近な場所に潜んでいる。中国のネット界隈を騒がせている「麦楽鶏侠(マックナゲット・マン)」という存在をご存知だろうか。マクドナルドの厨房 …

中国で波紋を広げる「生存確認アプリ」の正体とその背景

■「死んだのか?」という名のアプリが、突然ランキング1位に 2026年1月、中国のアプリストアで「死了么(スーラマ)」という物騒な名前の安否確認アプリが突如として有料ランキング1位を獲得し、SNS上で大きな話題を呼んだ。 …

ロボットがハーフマラソンで人間の記録を抜いた―北京・亦荘大会で何が起きたか

写真出典:新華社 ■ ロボットが50分26秒でゴール、人類最速を7分上回る 中国北京市の亦荘で4月19日に「亦荘人型ロボットハーフマラソン」が開催され、スマートフォンメーカーとして知られる栄耀(Honor)のチーム「斉天 …

暴風雨体験にポルシェ送迎の超ラグジュアリー、とんでもない方向に進む中国のスパ文化

■瀋陽で巻き起こる「雷鳴と暴風雨」の衝撃 中国・遼寧省の瀋陽において、既存の入浴概念を根底から覆す新たなエンターテインメントが若者の間で熱狂的な支持を集めている。その正体は「雷鳴と暴風雨の入浴」と呼ばれる没入型体験だ。 …

マンション6階をモノレールが走る、「重慶」という名の垂直都市

四川省成都市と並び、中国西部を代表する都市の一つである重慶市。総面積のうち76パーセントを険しい山地が占め、長江と嘉陵江という二つの大河に抱かれた半島に位置する街はまさに「山城」と呼ぶにふさわしく、市街地でも標高が168 …

中国でオーロラが見える、最果ての街「漠河」が問いかけるもの

中国の地図を広げ、その最北端にある、まるで鶏のトサカのように突き出た部分を指でなぞると、一つの街にたどり着く。それは黒竜江省大興安嶺地区の漠河市だ。 北緯53度という高緯度に位置し、悠久の大河である黒竜江(アムール川)を …

冬季限定からオールシーズンへ、北から南へ 進化続ける中国の「氷雪経済」

ここ数年、中国の「氷雪経済」が熱を帯びている。毎年冬に行われる黒竜江省ハルビン市の雪まつりや冬季限定のテーマパーク「氷雪大世界」など、もともと「氷雪資源」は豊かだったが、国民の生活水準向上や2022年の北京冬季五輪誘致成 …

ハルビン氷雪大世界が史上最大規模で開幕へ

北国の冬が深まる季節、黒竜江省ハルビン市で毎年冬季限定営業するハルビンの氷と雪のテーマパーク「ハルビン氷雪大世界」が今年も間もなくやってくる。27回目を迎える今シーズンは過去最大規模での営業となり、新しいアトラクションも …

世界最大の製造業×巨大な観光市場 中国の「工場観光」がアツすぎる!

日本では美しい夜景を楽しめる夜の工場ツアーや、製造ラインの見学や様々な試食、試飲が魅力的な工場見学ツアーが人気を集めるようになってからすでに久しい。大人も楽しめ、子供にとっては教育的な要素も兼ね備えた「工場観光」は現代的 …