8月14日、地方メディア・当代生活報によると、背骨が側方に曲がる病気・脊柱側わん症を患った女性が、募金で集まった28万元(約425万円)の善意で手術に成功した。
手術が成功し、身長が15センチ高くなった梁さん(出典:広西新聞網)
広西省隆安県に住む梁小群(リャン・シャオジュン)さん(22歳)は、背骨が側方に曲がる病気・先天性脊柱側わん症を患っており、身長は1メートル28センチしかなかった。治療費の18万元(約273万円)を工面するため、梁さんは造花を作り、一生懸命売り歩いた。去年5月、メディアで梁さんの事が報じられ、募金活動が行われると、計28万元(約425万円)の募金が集まった。
造花を作り、路上で売る(出典:広西新聞網)
その後、曲がった背骨が心肺機能を圧迫するようになった梁さんは、四川省で3度の手術を受けた。首から腰まで、約40センチの傷が残った上、一日中装具を身に着け、厳しいリハビリに耐えなくてはならない。また、体だけでなく、精神的にもダメージを受けた。2度目の手術を受けるため再度募金を募ったところ、ネットユーザからは「こんなに募金しているのにまだ足りないなんて。もう金持ちになっただろう?」と誹謗中傷を受けたのだ。しかし、梁さんは、「まずは治療に専念し、余ったお金は社会に還元しよう」と考えた。
装具を身に着け、厳しいリハビリにも耐える(出典:広西新聞網)
背骨はついにまっすぐになり、身長も以前より15センチ高くなった。しかし、体は依然として弱く、左右の足の長さも異なるため、2年後に再度手術を行う予定である。梁さんは、「将来、自分のお店を持ち、造花ではなく、本物の花を売りたい。花を見ていると、嫌なことも忘れるから」と将来の希望を語る。
花屋という夢を実現するため、再度手術を受ける(出典:広西新聞網)
参考:
http://news.qq.com/a/20160814/010265.htm
http://www.gxnews.com.cn/staticpages/20160814/newgx57afacda-15272459.shtml
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