5月31日、捜狐によると、今年で29回目になる世界禁煙デーを翌日に控えた30日、重慶市の野生動物園では動物たちが禁煙を呼びかけるプラカードを掲げるなどして、活動に一役買っていた。
この野生動物園では、来場客が動物と触れ合う際に世界禁煙デーのPRを行うべく、動物たちにプラカードを持たせた。エサを持った客を見ると、動物たちがプラカードを頭上や胸の前に掲げてエサを求めるという仕組みだ。活動に参加したのは、ワオキツネザルやリスザル、チンパンジー、レッサーパンダなど。
プラカードには「煙たいのはイヤ」、「タバコを吸う人には近づきません」、「喫煙は健康に有害です」といった禁煙を呼びかける文言が書かれていた。エサを求めてプラカードを掲げる動物たちの姿に、市民たちも喜んでいたようだ。
飼育員によると、園内のあらゆる場所に「喫煙禁止」の看板を掲げており、喫煙している客を見つけるたびにスタッフが呼びかけるが、なかなか聞き入れない客もいるという。中国では喫煙人口が3億1600万人いるという統計がある。世界禁煙デーをきっかけに、動物たちの手も借りながら市民に禁煙を呼びかけたい、という狙いがあったようだ。
参考:http://pic.news.sohu.com/detail-733544-0.shtml#1
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