日本も厳しい寒波に見舞われていますが、毎年1月下旬ごろに開催される「氷祭り」でおなじみの中国黒竜江省のハルビン市で、「超級寒波(スーパー寒波)」による厳しい寒さを迎えています。
1月20日は一年で最も寒い日とされる「大寒」でしたが、この日の前後より中国の東北、華北地方の各地でも氷点下30度を下回る気温が記録されています。局地的に最低気温の記録に迫るところもあったようで、例年にない寒波にネット上でも各地より様々な「寒さ」をアピールする写真が投稿されています。
氷点下30度を下回る気温とはどのくらいの寒さでしょうか?この「スーパー寒波」を分かりやすく紹介した「ハルビン市民」の写真もネットで紹介され、その気温よりも幻想的な「氷の芸術」が話題になっています。
まる大ヒットを記録した某映画のワンシーンのような光景ですが、氷点下30度を下回る寒さで、お湯を空中にまくと瞬時に凍り、こうして美しい氷の芸術になるそうです。
本当に幻想的できれいなので、「私もやってみたい!」と思うかもしれませんが、実際にこの寒さを体感すると、外出するのも躊躇するかもしれませんね。
厳しい寒さに慣れている市民は、30分も外にいれば睫毛や髪の毛にも氷がついてしまうこの寒さの中、こうしてお湯をふりまいてできる氷を楽しんでいるそうです。どんなに寒くても「遊び心」をもった市民の逞しさがうかがえます。