コロナの影響で3年間停止していた江蘇衛星テレビの「最強大脳の国際チーム戦」が新たな復活を遂げようとしており、ついに来たる3月24日に放送されることになりました。
長年この番組のコーディネートをしていた弊社。これまでは、選手の選別から現地での収録まで、半年ほどの準備期間があったのですが、今回は1月中旬の打診から3月1日の収録まで、2か月もないハードスケジュールの中、準備を進めてきました。
今回選手たちが宿泊したホテル
収録を急いだ理由としては、今シーズン「最強大脳」は10回目を迎え、中国では「十」は縁起のよい数字で、すべて完璧になるという意味の四字熟語「十全十美」にもちなんで、今シーズンは是非国際チームとの対戦を実現したいという希望があったからでした。
揚子江大道付近の大橋
しかし、日本人選手が中国に入るのには、ビザを申請しないといけません。1月10日に止まってしまった中国へのビザ業務が、ようやく1月末に再開しましたが、パスポートの準備、申請書類、招聘状の用意、オンライン申請の提出、予約番号の“争奪戦”、ビザセンターでの審査、ビザ受領の一連が2月末の出発までに間に合うか、不安を抱えつつ、手続きを進めました。
幸い、番組側との連携もうまくいき、旅行代理店にもご尽力いただき、予想以上に順調にビザが取れ、最終的には、4名の候補者から選抜された東大王や頭脳王に出演した経験がある東大の理系生と日本暗算界の新鋭が、無事南京へ収録に向かうことになりました。
ホットドリンクを作るロボット
南京に到着したのは夕方でしたが、なんと夕食直後、すぐリハーサルが始まり、深夜2時になってやっと解散、
さらに翌日も12時から15時までリハーサルが続きました。
幸い15時からは予定が空いたため、選手を連れて半日南京観光を行きました。南京のグルメを楽しみ、有名な孔子廟で参拝し、本番対戦に備えて必勝祈願もしました。
南京市の孔子廟
本番当日は、11時から順次、メイク、衣装の着替え。本番収録は14時からで、終了したのはなんと翌日の朝3時過ぎ‼︎ それからさらに取材、集合写真、記念写真があり、結局ホテルに戻ったのは朝5時頃でした。しかし帰国のフライトが朝9時だったため、みんな仮眠を取ることもできず、荷物を片付け、空港に駆け付けて、無事、日本に帰国することができました。
南京の名物「鴨の塩漬け」
かなりのハードスケジュールの3泊4日間でしたが、全員、今回の挑戦に大満足だったようです。
3月24日の放送で、是非最強大脳の中国チームと国際チームの素晴らしい戦いをご覧いただければ幸いです。
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