熱血!中国のダンス市場がヤバイ!

最近、「ストリートダンスのイベントを中国へ配信したい」という日本のイベント会社から打診をいただきました。

中国のダンス業界の人に相談したところ、中国のストリートダンス市場に対して少し理解が深まりましたので、今回はそれをご紹介いたします。

 

写真=「これぞ!ストリートダンス」シーズン3
 
中国では、ダンスバトル番組「これぞ!ストリートダンス」シーズン3の放送と共に、ストリートダンス市場がさらに多くの人に注目されるようになりました。
前述の番組のシーズン1の放送がきっかけになったことから、2018年がストリートダンスダンスの元年と言われています。「熱血ストリートダンス団」と「これぞ!ストリートダンス」という2つの番組によって、ストリートダンスの人気を爆発させ、大衆のストリートダンスへの認知に貢献しました。
 
写真:「これぞ!ストリートダンス」シーズン3
 
映像:「これぞ!ストリートダンス」シーズン3の決勝戦
 
写真:中国ダンス教室
 
写真:中国四川省成都市のダンス教室「Hello Dance」 
 
中国産業情報ネットは、2023年に中国のダンス教室の市場規模が353億元(約5600億円)になると予想しています。
また、舞踏家協会のストリートダンス連盟から提供されたデータによれば、現在、全国に約5000社のストリートダンス教室があり、毎年500万人の生徒さんがレッスンを受けているそうです。
ストリートダンス業界の従業者も30万人を上回り、教室の数でいうと、北京と上海と深センはそれぞれ400社、武漢と広州はそれぞれ300社、長沙と杭州と成都はそれぞれ200社となっているそうです。
 
中国のストリートダンスの中にKPOPダンスというカテゴリもあり、多くの若者がKPOPやTIKTOKの流行りの曲で踊っています。
「随唱谁跳 KPOP Random Dance」というイベントは、リレー形式で中国全国の商業施設で行われていて、多くの若者がKPOPメドレーで踊っている映像がどんどんyoutubeにアップされています。
ダンス番組と、このようなSNSの宣伝によって、中国のダンス人口は今後さらに多くなりそうです。
 
映像:「随唱谁跳 KPOP Random Dance」 場所:上海市内
 
今まで中国で「ストリートダンスをやっているのは不良少年」だという偏見もあったのですが、このような著しい発展によって変わりつつあり、これからもっと多くの中国の若者がストリートダンスに没頭し、中国は世界一のストリートダンス市場となるに違いないと思います。

 

株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービス、ライブ配信サービスをご提供している会社です。
本日御紹介した「熱血!中国のダンス市場がヤバイ!」関連についてもっと知りたい方、写真の使用をご希望の方は、是非お問い合わせください。

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