中国の先進手術用ロボットが卵の殻剥き、「神技」に感嘆漏れる

人の命に関わる手術ではちょっとした手先のミスが文字通り命取りになる。それは手が滑った、場所を間違えたという凡ミスではなく、手に込める力のわずかな差によって結果が変わりかねないという非常にシビアな世界だ。手術とは比べ物にな …

超小型、注射可能で自然分解する画期的な体内モニタリングセンサー

人間の身体の中でどんなことが起こっているかを普段から気にかけている人は少ないだろう。しかし、何らかの病気にかかった時には体内のデータは非常に大きな意味を持つ。中国の研究グループがこのほど、ゴマ粒ほどの大きさで注射によって …

ブタとヒトの異種間臓器移植は、どこまで可能か

■背景には深刻なドナー不足 臓器移植によって多くの命が救われる一方で、深刻なドナー不足により移植手術を長期間またなければならないという問題が起きている。特に腎臓のドナー不足は深刻で、世界ではブタの腎臓を移植する試みが行わ …

量子コンピューター「本源悟空」、強力な計算力の利用が進む

今年1月に運用を開始した中国独自開発の第3世代量子コンピューター「本源悟空」がこのほど、長江デルタのクラスターコンピューティングプラットフォームに接続した。これにより中国で初めて従来の汎用コンピューター、スマートコンピュ …

中国の研究チーム、脳組織の完全な冷凍保存・解凍法を発見

中国上海市にある復旦大学脳科学転化研究院の邵志成研究員率いるチームが5月13日「ヒト脳組織および神経器官組織の有効な冷凍」と題した論文を『Cell Reports Methods』オンライン版に発表し、患者から採取した、 …

見た目はアレだが、とてつもない可能性を秘めた中国の軟体ロボット

■ロボットの可能性を広げる「軟体化」 今世紀に入って、特にこの10年でロボット技術は急速な発展を遂げ、さまざまな生活、生産シーンでさまざまなタイプのロボットを見かけるようになった。そして今、ロボットにさらなる活躍の空間を …

重慶市の団地で「黒科技」リサイクルボックス設置、住民の意識高まる

■重慶市内の団地で進むスマートリサイクルボックス設置 重慶市永川区では近ごろ、区内の団地にスマートなリサイクルボックスを設置する動きが進んでいる。WeChat(微信)アプリを使ってボックスに掲示されているQRコードをスキ …

ドローン故障時の緊急自己救助システム、山東省の大学生研究チームが開発

■ドローン普及の一方で、事故リスクへの懸念も強まる 手軽で高性能な無人飛行機、ドローンは今やさまざまな分野に応用されており、その数はますます増えている。一方で飛行中に突然トラブルが発生して墜落するリスクは完全になくすこと …

LiDAR搭載ドローンを使った考古学調査で、作業時間と精度が飛躍的に向上

小型で軽く、どんなところへも飛んでいくことができるドローン。その用途はますます広がる一方であり、特にこれまで人間が入ることのできなかった場所の観察やパトロールなどで威力を発揮する。中国ではこのほど、山深い密林に隠れていた …

美しさよ永遠に・・・世界初、ボタンの花から作ったダイヤモンド

昔より美人を形容する「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉に用いられるなど、大きく美しい花を咲かせることで広く知られるボタンの花。ちょうど今ごろが開花の時期で、民家の生け垣や公園、植物園などさまざまな場所 …

薄いのにぽっかぽか、「ホッキョクグマ」が防寒ウェアに革命をもたらすかもしれない

春本番を迎え、多くの地域では日中に汗ばむくらいの暑さの日も増えてきた今日このごろ、ダウンの服を着て寒さを凌ぐ季節は終わりを告げつつある。防寒着素材の代表格と言えば水鳥の羽根であるダウンだろう。しかしこれからは、極寒の地に …

台北燈節 ランタンフェスティバルの様子をレポート

日本でいう小正月にあたる旧暦の元宵節(ユェンシャオジエ)には台湾各地で一年の繁栄を祈願したイベントが開催される。光り輝く色とりどりのランタン(提灯)が各会場に飾られ、年に一度の恒例行事となっている。その美しさに世界各国か …

コロナから完全復活した西門町の現在をレポート

旧正月も終わり、また新たな年を迎えた台湾、辰年の2024年は大きな飛躍の年になるであろうと皆心に希望を抱いているようだ。   約3年続いたコロナ禍から通常の生活を取り戻した去年、コロナのダメージを受けて閉店する …