このたび、台湾の嘉義県にハイヒールをモチーフにした、「ハイヒール教会」なるものがお目見えし、教会というよりも観光スポットとして話題となっています。
こちらの「ハイヒール教会」は2015年末にそのベールを脱ぎましたが、まだ一般開放されていないにも関わらず、旅行客や地元民で賑わう人気ぶり。立ち入り禁止区に進入してしまう観光客もいて、管理関係者は頭を痛めているとか、これも嬉しい悲鳴でしょうか?!
ブルーに輝くハイヒール教会は早くも大人気スポット!
(出典:騰訊新聞)
気になる総工費は約2317台湾元(約8540万円)。ブルーのガラスが太陽の光を浴び、「シンデレラ」を思い起こすかのようにきらきら輝き、非常に華やかです。「ハイヒール教会」というより、「ガラスの靴教会」という感じもしますね。このハイヒールの高さは17メートル、幅は11メートルあり、また外面には320枚余りのガラスが使われているそうです。
場所は嘉義県の雲嘉南浜海国家風景区に設置され、周辺に高い建物や代表的建築物もないことから、同県関係者は是非観光の起爆剤にと新たなランドマークとして期待を寄せています。
おとぎの国のようなメルヘンな写真が撮れました
(出典:台湾島旅遊網)
現在は旧正月(2月8日)にあわせた2月初旬に一般開放する予定で調整が進められているそうですが、旧正月の長期休暇で大勢の観光客の来場が見込まれ、関係者には安全面から、混雑を避けるための対応が求められているとか。早くも地元民や観光客に遠方からの撮影が全体撮影に最適であることや、立ち入り禁止区への進入禁止などマナーを守るよう注意を呼びかけているそうです。
地元関係者の期待を一身に背負う新しい観光スポットですが、この「ハイヒール」が地元文化と何の関連性もないことから、ただ単なる客寄せスポットとしての建設に対しての批判も一部出ているようです。そのような批判を吹き飛ばせるほど人気が爆発するか、旧正月の観光客数に期待が高まります。