宇宙人の女性と……あまりに衝撃的なUFO遭遇体験を30年語り続ける男性

中国ではこれまで、夜空に光りながら移動する物体が各地で観測されるたびに「あれはUFOではないか」と話題にされてきた。今年2月にも福建省で複数の発光体が夜空に出現しフォーメーションを組んで飛行する様子が複数のネットユーザーによって目撃されSNS上で大騒ぎとなった。その名の通り未確認な飛行物体であるUFOだが、中国の市民の多くはその存在を信じてやまないようである。

■UFOとの遭遇を語る男性

さて、そんな中国には「UFOから降りてきた宇宙人と接触した」と主張する人もいる。中でも有名なのが、孟照国氏である。黒竜江省にある鳳凰山の伐採作業員だった孟氏は1994年6月、同僚と作業に出かけた山の中でUFOが着陸するのを目撃したという。その数日後にも同じ場所でUFOが再降臨するのを見たとし、写真を撮影。同僚や地元の村人、警察官を呼んだが、その間にUFOはいなくなってしまったとのことだ。

次々出てくる衝撃の体験談

彼のUFO目撃談はこれにとどまらない。ある晩自宅にいた孟氏は白い光に照らされて意識を失うと、気づいたときにはなんとUFOの中にいたという。そして、宇宙人3人が彼を取り囲んでいたとのことで、孟氏は宇宙人の容姿について「背が高く痩せ型で、目が大きく、顔の表情はほとんどなかった」と語る。そして衝撃なのは「女性の宇宙人とアレな関係を持った」と告白したことだ。宇宙人は意識を通じて孟氏とコミュニケーションを図り、50年後に子どもが生まれると語ったというのだ。まさに「……きこえますか…きこえますか…あなたの心に直接呼びかけています…」ではないか。

奇抜すぎる話ゆえに……

着陸したUFOを目撃した、というだけならありがちな話で終わったかもしれないが、その後のあまりに具体的かつ生々しい話が人々の間で都市伝説として話題になり、10年近くが経過した2003年には中国のUFO研究者による催眠状態での「ウソ発見テスト」が実施された。その結果、UFOとの遭遇体験に関する孟さんの説明からは「嘘をついている兆候」は見られないとの判定が出た上、その太ももの付け根には科学では説明できないという異常な傷跡も見つかったという。

あまりに奇抜な孟氏の話に、批判的な見方をしたり、「気が狂っている」と嘲笑する人も少なからずいた。その精神的負担からか妻は病死し、娘は学校を中退するなど、孟氏一家の運命をも変えてしまった。この一件によって故郷を離れた孟さんは別の場所で経済的な安定を得たものの、自身の体験が周囲に理解されないことに対する苦悩を抱え続けながら生きてきたようだ。一方UFOが着陸したと言われる鳳凰山では「UFOの街」として観光地化に成功して大いに賑わったという。

今なお「真実」を訴え語り続ける

UFO遭遇体験から30年が経過した昨年、孟氏は再びメディアのインタビューに応じて当時の状況について30分以上にわたり詳しく語っていた。その表情や語り口調からは、今なお自らの体験が真実であることを伝えようという熱意を感じる。現代の科学で孟氏の話を実証することは不可能だが、孟氏の話がウソであることを実証することもまた不可能と言える。孟氏の話は今後も中国で「信じる人は信じるし、信じない人は信じない」都市伝説として生き続けていくことだろう。

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