上海は、年々スイーツのレベルが高くなり、スイーツ店やカフェの激戦区として、多くのお店がしのぎを削っている。新しいお店が続々とオープンする一方で、生き残っていくのは難しい。
長く愛され続けるスイーツ店となるために、ブランド力や差別化などお店もさまざまな工夫をしている。いま、上海で若者から支持され、行列のできる人気店となるには、味だけではなく、見た目の華やかさも大事なポイントになる。
上海市内で数店舗展開する人気店
口コミで若い女性から圧倒的な支持を受け、大人気となっているのが、鶏蛋仔(エッグパフ)をベースとしたスイーツを販売している「木仔記(MUK CHAI KEE)」だ。
エッグパフのミルフィーユ・バージョン!
「小さな鶏のたまご」という意味の鶏蛋仔(エッグパフ)は、、香港発のアジアンスイーツとして知られている。最近は日本でも、専門店がオープンするなど人気を集めている。
店内もおしゃれでかわいいディスプレイ
鶏蛋仔(エッグパフ)とは、ポコポコとした形で、小麦粉、卵、砂糖を混ぜて、鉄板で焼いたもので、焼いているときは、ベビーカステラのような甘い香りが漂う。表面はカリっとしていて、中がモチっとした新食感も人気。
はやりの「きったない(脏脏)」シリーズもある
プレーンはシンプルな味だが、抹茶、チーズやチョコレートなどを生地に練りこんだバリエーションのほか、アイスやフルーツなどのトッピングも楽しめる。
白を基調とした店内にも「バラ」!
この「木仔記(MUK CHAI KEE)」を一躍有名にしたヒット商品が、「玫瑰雪糕蛋仔(ROSE ICE CREAM EGG PUFF)」だ。
撮影するために買う女性が多いローズアイス
鶏蛋仔(エッグパフ)に包まれたかのようにトッピングするバラのアイスとフルーツは、花束のようにも見えて、そのゴージャスさから、フォトジェニックなスイーツとして、若い女性に大人気となった。
バラのアイスも華やか。ストロベリーのエッグパフ
この鶏蛋仔(エッグパフ)は、オーダーが入ってから、鉄板で一枚一枚丁寧に焼き上げるため、出来上がるまで時間がかかるけれど、焼き上がったばかりのアツアツの生地と冷たいアイスが絶妙なバランスで、一度食べるとやみつきになる味だ。
中国最大の口コミサイト「大衆点評」の抜粋(出典:大衆点評APP)
木仔記(人民広場店):上海市西蔵中路269号 ほか市内数店舗展開。
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