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2020.10.08
深センの地下鉄、透明ディスプレイの「スマート車窓」を導入

 

中国の家電メーカー小米(Xiaomi)が8月11日に、世界初の量産型透明OLEDテレビを発売した。薄型化、省スペース化の道を歩んできたディスプレイはいよいよ「透明時代」に入った。そして、透明テレビの発売から1週間後の8月18日に開通した深セン地下鉄10号線では、透明OLEDディスプレイを用いて様々な情報を表示することのできる「スマート車窓」がデビューした

 

■電車の窓が巨大タブレット化、乗客による操作も可能

この「スマート車窓」は、中国中車青島四方車両研究所の技術グループが設計・開発したもので、中国国内の都市レール交通車両向けに初めて量産化されたという。3G・4G通信ネットワーク技術とOLED透明ディスプレイ技術を基本とし、乗客に列車の運行状況、位置情報、乗り換え情報、天気予報、ニュースなどといった情報を提供することが可能。タッチセンサーが内蔵されているので、スマホやタブレットと同じように、乗客が指で画面を直接操作することができる

いわば、電車内の窓がそっくりそのまま大画面のタブレット端末になったといった感じで、技術的には自由にネットサーフィンやアプリのインストールができるものの、そこはやはり公共交通機関のサービスということもあり、ニュースサイトや深セン地下鉄アプリなどアクセス可能なコンテンツを限定しているとのこと。残念ながら、電車の窓でTikTokを見ることはできないようだ。

 

■かつて描いた近未来像が、いよいよ現実のものに……
トンネルの中を走り続ける地下鉄の車両は外を眺めても真っ暗で殺風景だ。その真っ暗な窓をディスプレイ化し、乗客に有益な情報やエンターテインメントが提供できるようになるというのは非常に画期的である。そして、かつて描いていた近未来のイメージがますます現実に近いものになっているという印象を抱かずにはいられない。

新たなものをどんどん取り入れようとするIT大国の中国で、ついに実用化された近未来型の「スマート車窓」。現時点ではなおも「試験運用」段階で10号線のごく一部の車両にのみ設置されており、実際に利用するにはかなりの「運」が必要だという。ただ、将来的には5G通信に対応してより多くの情報をリアルタイムに表示できるようになるほか、導入車両や導入路線も拡大される予定とのことで、普段利用する地下鉄の窓がみんな「スマート」化する日もそう遠くはないだろう。

 

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