弊社では、番組などの放送で、様々な映像の使用許諾を取っており、常に面白い映像をリサーチしています。
そんなリサーチ映像の中から、今回は最近話題となったある窃盗犯の必死な逃走事件をご紹介いたします。
彼の過ちの行動から一連の遭遇で、こんなおバカな、運が悪すぎる泥棒もいるんだと唖然しました。
事件は9月4日未明、南京市で起きました。
被害者の李さんは友達と車で夜食を食べに行きました。
50分後食事を終えた李さんが車に戻ったところ、なんと車のトランクに置いてあった15万元(約270万円)の現金が入ったバッグがなくなっていまいました。
李さんは、車のトランクは泥棒がこじ開けたものではないと分析し、自分が後ろのポケットに入れた車のキーを誤って押したため、トランクが自働的に開いたのではないかと警察に話しました。
実は、李さんの車が駐車していた場所は夜食店から50メートル至らないところで、車はキーのリモコン操作を感知できたそうです。
警察は事件エリアの監視カメラを調べたところ,容疑者の特定に成功しました。
監視カメラ動画によると、黒いTシャツを着た男が、シェアサイクルに乗って近寄ってきました。李さんの車を通った時、車のトランクが開いていることに気づき、2~3メートル前に過ぎた後、再び戻ってきて、1分ほど車の周りを回って、黒いハンドバッグを持って行きました。
数日後、警察は河南省信陽市で趙容疑者を逮捕しました。
そして、趙容疑者の500キロ近くの「悲惨な」逃走劇が明らかになりました。
当時趙は車のトランクから黒いカバンを盗んだ後、カバンの中にこんなに多くの現金が入っていたのを見て、とても怖くなり、一度現場に戻りましたが、李さんの車はすでに去っていました。
そして、趙はシェアサイクルに乗って南京を離れようと決意しました。
趙は安徽省の六安市まで着いた後、さすがに自転車で一気に250キロ以上走ってきたので、もう力が抜けて乗れなくなりました。
その後、趙は4000元(約7.2万円)で電動スクーターを購入しました。
さらに、自分の携帯電話も壊れて、ナビも使えなくなかったので、仕方なく道端で3400元(約6.12万円)で新しい携帯電話を買いました。
その後、田舎の道を走っていた時、道を渡る通行人に衝突してしまいました。
通行人は通報しようとしたが、趙は窃盗のことがバレるのを恐れて、仕方なく10万元(約180万円)を相手に渡し、このトラブルを解決しました。
結局、趙は逮捕されるまで、盗んだお金を“自由”に使うことができませんでした。
現在、趙氏窃盗罪の疑いで警察に拘束され、事件はさらに調査しているそうです。
参考映像:
https://flymedia.box.com/s/3ez1qxj1gztxjj00gi7k8zp0aayz38wr
参考記事:
https://view.inews.qq.com/a/20210926A01Y4Q00?refer=wx_hot
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