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2016.02.08
「通い婚」を風習とする中国の少数民族

今日は中国のお正月・春節(旧暦の元日)ですね。中華圏の人々にとって、春節は一年の中でとても大切な日で、家族揃って過ごします。今年は600万人の中国人が海外で春節を過ごしているそうです。

 

日本に住んでいると、1月1日にお正月を過ごすので、中国の風習である春節を家族や親戚たちと一緒に過ごす機会がなく寂しく感じるときもあります。ただ一方で、ロケでいろんな場所へ行って、普段見ることのできない風景を見たりできることは、とても刺激的で嬉しいことです。

 

数年前、中国に結婚をしない民族がいるという情報があり、ちょうど春節の時期に、中国の雲南省に取材へ行ってきました。西遊記に登場した「女人国」と言われている場所・ヒマラヤ最東端の秘境「瀘沽(ルーグー)湖」が目的地でした。

 

そこには摩梭(モソ)人という特殊な婚姻形態をとる少数民族が住んでいますが、中国の民族(56民族)としては正式には認められていないため、モソ族ではなくモソ人と呼ばれています。

 

モソ人の一番の特徴は、中国唯一の母系民族であることで、昔は家族の中で女性が一番強い権力を持ち、男性には決定権がありません。しかも、男女は結婚という形態をとらず、通い婚(走婚)というシステムをとっています。通い婚とは、男性が周囲には公にせずこっそり女性の家に通い、事実上の婚姻関係を結ぶ制度です。子供が出来ると、女性の家で育てます。そのため、子供は自分の父親が誰なのかを知らないままです。婚姻の縛りが無いため、外部の世界の人達は、モソ人のこういった生活は、混乱を招くのではないかと疑問を抱いていますが、実はそうではなく、最近はその文化自体が変化しています。

 

現代のモソ人の若者たちは、昔の風習とは違い、通常の結婚生活を送ることを選択する人もでてきていますし、風習を尊重するため結婚届けを出さずに事実婚という形式をとる人たちも多くいます。やはり時代の流れとともに、伝統的な風習も徐々に変化していくのですね。

 

伝統文化は時代ともに変化を遂げていますが、自然の景色は変わっていません。「瀘沽(ルーグー)湖」は、今でもとても綺麗ですよ。

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