日本でも80の手習いとは言いますが、中国成都市にも83歳で元気に老人大学（生涯学習コミュニティ）に通うおばあさんがいます。

この「現役おばあさん学生」は、御年83歳になる唐陵さん。唐さんは1987年から成都市にある老人大学に通いはじめ、すでに8つの修了書を取得しているそうです。老人大学に通い始めのころは週休1日で、６日は毎日ほぼ授業でうめていたというほどのパワフルぶりを見せた唐さんの受講科目は文学鑑賞、歴史、飼育（小鳥）園芸（花）、音楽など多岐にわたります。一つの科目がおわるとまた次の科目へ、或は同じ科目を再受講など、唐さんの探究心は飽き足りず、28年続けています。それでも「学ぶことがたくさんありすぎて、まだまだ終わらないですよ」と語る唐さんは、現在も毎日50分バスに乗って通い続けています。

まさに諺にある「活到老，学到老（生涯勉強、学ぶのに遅すぎることはない）」を実践している唐さんは、授業が終わると近くの雀荘へ麻雀をうちに行くのも日課のようです。この適度な息抜きも長く続けられるコツかもしれませんね。

（情報源：http://news.qq.com/a/20151020/042318.htm#p=4）