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2016.02.18
山を下りた野人?ミャオ族の伝統的な祭り「芒蒿節」!

ぱっと見ると秋田県のなまはげ祭り?と思わせる仮面ですが、青々とした草を全身につけた格好は「あれっ?少し違う?」と違和感を感じます。それもそのはず、このお祭りは広西チワン族自治区柳州市融安県に住むミャオ(苗)族のお祭りなのです。

 

祭り01

これでもかというくらいに全身「緑」一色で登場(出典:中国新聞網)

 

融安県では毎年恒例となっている伝統的なお祭りで、無病息災、五穀豊穣を祈願する「芒蒿(ぼうこう)節」と言い、今年は2月16日に開催されました。この聞き慣れない「芒蒿」という言葉ですが、これはミャオ(苗)族の伝説上の神で、「長寿」や「幸福」の象徴とされているようです。日本でいうところの「福の神」でしょうか。

 

「芒蒿」は自由奔放に踊り、周囲に集まる老人や子どもたちに黒い灰をつけ、一年の健康と長寿を祈願していくそうで、その姿や動きから「まるで野人のよう」と形容されることもあるようです。

 

ちょうど春節期間中で、お祭りに訪れた観光客も「芒蒿」に灰をつけられて福を祈願され、嬉しい(

?)悲鳴をあげていました。

 

祭り02

「芒蒿」に囲まれ、激しく?灰をつけられる観光客(出典:中国新聞網)

 

この「芒蒿節」の由来ですが、古代、盗賊たちに度々襲撃されていたミャオ(苗)族の祖先が一計を案じて出来たのがこの奇妙な格好です。仮面をつけて蔓や草などで身を覆い、踊りを踊り、それを見た盗賊が「神が降臨した」と恐れて逃げ去ったことが始まりで、その後「山の神」として信仰されるようになったとの言われがあるようです。歌や踊りを得意とするミャオ(苗)族ならではの発想ですね。

 

ミャオ(苗)族は山、樹、草など全てのものに霊魂が宿ると信じ、祖先を敬い、伝統を重んじる民族だと言われています。この「山の神」の信仰も現在まできちんと受け継がれ、今日の安全、幸福をもたらす「福の神」として「芒蒿節」に登場しています。

 

この自由奔放な福の神「芒蒿」に扮する人は仮面をつけ、ヨモギなどの草を身にまとい、手足を黒く塗りますが、「芒蒿」になることができるのは人望があり、誠実で健全な青年だそうです。「福の神」になるにはきちんと条件を満たさないといけないようです。

 

参考:http://news.qq.com/a/20160217/026073.htm#p=2

 

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